松川村のすずの音ホールで、みつはしちかこ展をやっています。
みつはしちかこさんと言えば、のっぽのサリーとちびのチッチの「小さな恋のものがたり」が有名です。
この展示会も「漫画家みつはしちかこ」展となっていますが、ほぼチッチとサリーで埋め尽くされていました♡
入口付近にある撮影スポット♪
もちろん展示作品の撮影はNGです。
見覚えのある絵からそうでないものまで色々。。懐かしさに心は青春時代にふ~わふわ♡
中には信州の風景と思えるようなものもいくつかありました。
北アルプスにニッコウキスゲにミズバショウ。。
みつはしちかこさんは安曇野や大北地域の自然と文化を愛して絵に残してくださっていたとのこと。
なんだかとっても嬉しくなりました♪
そういえばチッチのお母さんのふるさとは"信州"という設定だったと思います。
二人が別れそうになった時にチッチが傷ついた心を癒しに行った場所が信州でした。
ここも撮影OKの場所(*^^)v
TV画面にはアニメも流れていました。
私がチッチとサリーに出会ったのは小学5年生の時。
近所に住んでいたお姉さんが「引っ越すので本をもらって」と、くれたのが「小さな恋のものがたり」でした。
すぐにハマった私はその後もずっと「小恋」を買い続け、結婚する時にも持ってきたほどです(^-^;
ハマった一番の理由は、ごくごく普通の女の子の素直でストレートな詩にあったと思います。
基本は4コマ漫画風なのですが、ところどころにチッチのつぶやきのような詩が季節を感じるイラストと共に描かれているのです。
う~~~ん。。懐かしい!!
展示室の外も撮影OKだったので、タペストリーをパシャパシャ撮って来ました!(^^)!
「小さな恋のものがたり」は連載期間が52年4月だそうです。ビックリ!!すごいことですよね☆
最後の方は私も買ったり買わなかったり(出ていることを知らずに買い損ねた)で、
完結編の第43集は2014年の秋に出ていたらしいのですが、私がそれを買ったのは2年前でした。
「あぁ。。とうとうチッチとサリーのものがたりは終わってしまったのね」という寂しさとホッとしたような気持ち。
最近、何十年も連載していて長期休載もしながら一向に完結しない作品もあったりして、そういうのってどうかと思っていました。
以前はまだ、よりよいものを作り上げるための必要な時間だと思っていましたが、ネットを見ていても
「子どもの頃から読んでたのに私が死ぬまでに終わらないんじゃないかしら?」というような声もよく聞くようになりました。
それは読者に失礼だと思うのですが。。まぁ、読者としては待つしかないんですよね"(-""-)"
話がそれてしまいました。
チッチとサリーの物語はある意味ハッピーエンドというものではなかったけれど、
みつはしちかこさんは私たち読者に、その後のストーリーを託したのではないかと思いました。
そして、それはそれで良いのではないかと。。
・・・と思っていたら、グッズ販売コーナーに「小さな恋のものがたり」第44集が!!
思わず買ってしまいました(^-^;
その他に松川村のりんごジュースとかガーゼのハンカチとか・・・(笑)
ラベルはみつはしちかこさんが、このために描き下ろしたのだそうです♡
第44集のタイトルの上には「その後のチッチ」と書いてありました。
関心のある方はぜひ・・・♡♡
家に帰って本を引っ張り出してみたら、栂池高原のミズバショウと思われる絵は第16集の表紙にありました。
後ろを見たら"1982年5月20日 第1刷発行"。私の本もボロボロです(^-^;
ちなみにチッチが失恋して信州に行く第10集は"1976年6月15日 第1刷発行"でした。
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松川村で「漫画家みつはしちかこ」展開催(中日新聞Web)
2019年5月1日(水)~5月12日(日)松川村多目的交流センターすずの音ホール
9:00~17:00 入場料:大人200円 高校生以下無料