ヨメナは西日本に広く分布する野菊の一種で、農道の道端や、川縁などの湿地で普通に見られます。
しかしこの菊は舌状花の形に変異が多く、また品種間の交雑やノコンギクなどのように形のよく似たものもあって
同定は中々難しいそうです。(元来、ヨメナは、コヨメナとオオユウガギクの雑種ともいわれています。)
一応、ノコンギクの場合は、舌状花と総苞片の間に長い冠毛があるので、冠毛のないもので普通に見られる
ものはヨメナと考えてよさそうです。
ヨメナ<キク科 ヨメナ属>
春に若葉を摘んでお浸しや汁の具として食べたことからこの名があります。
西日本の固有種ですが、関東にはカントウヨメナがあり、こちらは食用にはされていません。
これは多分、栽培変種か外来園芸種
こちらはチョクザキヨメナ、名前には「ヨメナ」がつきますが、ノコンギクの栽培変種です。