京都の観光地も、今週になってから一気に紅葉が進んだようです。
気象情報で見る最低気温も連日、摂氏10℃を割っています。
紅葉(黄葉)する植物はこの気温の変化に敏感で、この温度以下になると
葉に含まれる葉緑素(クロロフィル)を分解し、冬芽や根に向かって養分の逆流を始めます。
葉緑素の分解された葉は、残った黄色の色素(カロテノイド)によって黄色く見えます。
そしてこの時期、植物は効率の落ちた葉を落とし、休眠に入る準備を始めます。
葉の付け根にコルク質の「離層」という部分が作られ、これがシャッターとなって、茎との間での
物質の行き来が遮断されます。
光合成によって作られた糖分は茎には流れず葉で蓄積され、カエデなどの紅葉する植物では、
この糖分から赤色の色素(アントシアニン)が作られることによって、赤く見えると考えられています。
葉はやがて茎から切り離されて落葉が始まります。
ダンコウバイ<クスノキ科 クロモジ属>

ミヤマガマズミ<スイカズラ科 ガマズミ属>

マルバノキ<マンサク科 マルバノキ属> 別名ベニマンサク
本来、紅葉する木ですが、ここでは赤くなっていません。葉の付け根に、春に咲く赤い花の芽ができていました。
気象情報で見る最低気温も連日、摂氏10℃を割っています。
紅葉(黄葉)する植物はこの気温の変化に敏感で、この温度以下になると
葉に含まれる葉緑素(クロロフィル)を分解し、冬芽や根に向かって養分の逆流を始めます。
葉緑素の分解された葉は、残った黄色の色素(カロテノイド)によって黄色く見えます。
そしてこの時期、植物は効率の落ちた葉を落とし、休眠に入る準備を始めます。
葉の付け根にコルク質の「離層」という部分が作られ、これがシャッターとなって、茎との間での
物質の行き来が遮断されます。
光合成によって作られた糖分は茎には流れず葉で蓄積され、カエデなどの紅葉する植物では、
この糖分から赤色の色素(アントシアニン)が作られることによって、赤く見えると考えられています。
葉はやがて茎から切り離されて落葉が始まります。
ダンコウバイ<クスノキ科 クロモジ属>

ミヤマガマズミ<スイカズラ科 ガマズミ属>

マルバノキ<マンサク科 マルバノキ属> 別名ベニマンサク
本来、紅葉する木ですが、ここでは赤くなっていません。葉の付け根に、春に咲く赤い花の芽ができていました。
