住まいの安全 心の健康 住まい塾 21

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焼却灰が秋田へ、原発被害は拡散される

2011年07月16日 | 日記

 フランス原発の核廃棄物はその再処理が間に合わず、シベリアへ廃棄しているとまことしやかに、ネットでは情報が流れ続けている。

 日本でも、プルトニウムによる核のごみの発電で、永久機関にも似た夢のエネルギー政策が目標とされ、その実験炉として『もんじゅ』が運用を始めようとしていた。 そして、その技術の難しさばかりが明らかになった。 そして、溢れる核のごみ・・ 。 
 そればかりか、その前段のウラン原発がまともに制御できる状態でなかったことがこの度の事故で明らかに成った。

 情報を隠蔽しない為、ポロポロと国民にただちに影響が出始めた事が明らかに成っているような気がしますが、事ここに到って、犬HKでは未だに、牛肉を食べてもただちに影響は無いと放送しているようです。
何のために、食べ物に関して放射線量の規制値があるのか、生活環境における放射線量値『1mSv/y』を、政府主導で緊急時だからと言うことで『20mSv/y』に上げたが、その根拠が薄い為に、子供に対しては再び、『1mSv/y』に戻した、タカギ文科相。


 話は飛びますが、山形県内に幾ばかりかの農地を持っている筆者にとって、見逃すことの出来ない記事が有った。 セシウム灰が秋田に搬入された・・! 


  ***  以下 引用 Suponiti.co.jp 7/12 付より ***

 秋田県などは12日、千葉県流山市のごみ焼却処理施設で1キログラム当たり8千ベクレルの基準値を上回る2万8100ベクレルの放射性セシウムが検出された焼却灰30トンが、最終処分のため秋田県大館市に搬入されたと明らかにした。

 焼却灰は貨物列車でJR大館駅に搬入。県は駅周辺の空間放射線量を測定し、今後の対応を検討する。

 秋田県などによると、焼却灰は9日、流山市から委託を受けている大館市の民間廃棄物処理場に向けて搬出された。 大館市は11日に流山市から「焼却灰から基準値を超えるセシウムが検出された」と連絡を受けたとしている。

 
  ***  以上 引用 終  ***


 冗談ではない。 だが本質的に危険な原発を東京都内には作らず、僻地に作った官僚達の思想がそのまま、現在の原発爆発の、処理作業でも貫徹されていると言うことだろう。
言葉を変えれば、政治家同様、記者クラブとNHKの職員には『ただちに影響が無い』ということなのだろう。



 普通に考えたら、もしかしたら山形の村山地域にも産廃処理場があるところに、夜中に、或いは早朝に大型トレーラーで運ばれているものへ疑念が起こるはずである。

「山形県に、セシウム焼却灰が搬入されたと言うことは無いのかい・・・ ?」
「産廃場の放射線量は、誰かが測定してくれているのだろうか・・ ?」


玄海原発の電力行政の常識

2011年07月16日 | 日記

 以下引用文は、玄海原発に関する種々の住民集会において、ずう~~っと以前から所謂電力側に立つ人々を招集していたことを伺わせる、新聞記事。 佐賀県民の県民性も新聞社の立つ位置も、はっきりしたことは知らないが、東京から離れている現地住民の『田舎度』においては、ほぼ山形県と同程度ではないかと推測出来る。


  ***  以下 引用  西日本新聞7/12付より ***

 九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)3号機のプルサーマル発電導入計画に関し、九電が2005年2月に同町で開いた公開討論会で、町側が九電に対し「会場に空きが目立つ」として九電社員らの動員を要請していたことが11日、同町幹部の証言で分かった。参加者約570人のうち、動員された九電関係者は最大で約3割に上るとみられる。住民が計画の賛否について参考・検討する場で、公平性が求められる町側が計画を推進する九電に動員を依頼するという異例の事態が発覚した。

 町幹部によると、公開討論会では専門家や町民の代表者らが登壇し、計画導入の是非について議論。九電が参加者を一般公募し、町も「多くの町民に参加してほしい」と区長会や婦人会を通して呼び掛けた。

 ただ、事前の情報で400人前後の応募しかないことが判明。このため町側は九電に「玄海原発とその関連会社で働いている町民を動員してほしい」と要請したという。

 町幹部は「討論会で九電関係者に賛成意見を期待したわけではない。九電の企業努力の一環であり、問題はないと考えている」と話した。

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 複数の九電幹部は、これら一連の討論会などで、九電が社員らを動員していたことを明らかにした。

 ある幹部は「反対派ばかりでなく、賛成の立場からの参加も必要と思っていた。原子力部門が中心に動員に動いてた」と話し、別の幹部は「世論を誘導したいとかいう思いではなく、仲間内で参加できる人は参加しましょうというようなお願いだった」と語った。

  *** 以上  引用  終   ***