王様(既得権益者達)が裸なのか、国民が裸なのか、日本の現状を当てはめてそのことを理解するにはいろいろと難儀なところがある。 簡単に理解すれば、既得権益者達は『カネとモノ』を身に纏い喜び勇んで、権力までも身に付け内容の無い体裁だけを重んじ、国民を王様呼ばわりしているが、実は裸は国民の方に間違い無い。
ヨーロッパで言うところの王様は普通、取り巻きが大勢居てその情報に拠って判断を下し、失敗に行き着いたときは王様の命は無い。 失政の責任は命で償う事になるのである。
日本の現在、誰が何時その政治的判断を下したのか、そして実行を命令したのは誰なのか一向に見えて来ない。 その為に起こった甚大な国民の被害の責任も、曖昧模糊として国民にまぶされてしまう事が多い。 そのことが官僚たちがのさばる原因なのか、それとも無能な政治屋達に責任が行き着くことを政治屋が実感していないのか、当然、国民もそんな面倒くさい事を考えたくも無いからなのか。 簡単に言えば考える国民が少ないため、早く言えばアホっぽい国民が多いからその弊害がブーメランとなって自分達に結果、まぶされてしまう事に他ならない。
そして、戦後の為政者からは国民が王様(主権者)だと持ち上げられているが、実は官僚が王様じゃないのかと云う疑いは晴れることが無いし、確信的ではないにしても殆ど『裸の王様』は持ち上げられている国民の方である。
学者連中、政治屋連中には歯の浮くような掴み所のない言葉を並べるばかり、その人々に向かって前阿久根市長はかなり偏った意見を出す事が多いようであるが、あえて国民の目を引く為に極端論を持ち出しているのだろうと思い、目を離す事が出来ないし私の心の中の共感を呼び醒ますことも多い。 彼の意見には政治屋、御用学者、官僚に見られる『薄汚い私心』が感じられないからであろう。
*** 以下引用 下記ブログより ***
http://blog.livedoor.jp/jijihoutake/?p=7
政府は海外から提供された数万に及ぶ放射線測定装置(ガイガーカウンターなど)を成田や横浜の税関で止めている。 国会で福島瑞穂議員が追求した結果、初めは嘘を言っていた官僚が事実を認めた。
群馬県桐生市で、庭山市議会議員が放射能の測定と公表を市に求めたところ、教育委員会が測定作業をしているにも関わらず「測定するつもりは無い」などと嘘をついていた。
嘘がばれても発表しない。 政府と連携して市民が現実を知らないようにしているように見える。
この国の役所は国民をバカにしている。 ところが国民の方がそれを全く知らない。 国民の多くは、社会全体の仕組みをタテマエでしか知らない。 現実とのギャップを理解する言葉を持たない。 国民の思考が分裂したままでいる。 この不安定な状態こそが、記者クラブマスゴミと国家が国民を最も利用し易い環境なのである。
おそらく、ほとんどの記者や役人にも国家の正体が見えてはいない。 国民を騙したり真実の隠ぺいに加担する事の意味を考えてはいない。 それを知ったところでどうにもならない、出来ないから考えない。 結果、国民の生き血を吸う国家の期待に応える商売を一生懸命続けている。 頑張っているのだ。
この様に思考を奪われ、放棄した国民には未来が無い。
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*** 以上引用 終 ***
日本国家の場合、王様(政治屋、官僚、マスコミ等)が『カネとモノ』を身に纏い『情報』さえも国民市民に出そうとせず、その上、政治が変わろうとしてもその地位にしがみつき続けようとしている。 全く責任を感じようともせずに・・・ 。
国民一人ひとり、おかしい事はおかしいと声に出さなければ、草花や魚類のように『外来種』にこの日本から駆逐されてしまうか、抹殺されてしまう怖れがある。 大和民族のレッドデータブック記載は、ごめんこうむりたい。
既得権益層の影には、世界金融の影が見え隠れしている事も、心のどこかに置いておきたい。