国民の９割が信徒という上座部仏教（注；小乗仏教は蔑称とのことです）の僧侶は、自身の救済を目指して修行している身であり、他者のために祈るとか何かをしているわけではないそうです。そのためか、お坊さんは偉そうに振舞っていません。
お土産物はイグサで織った日よけの帽子や草履、サンダル、布製のシャンバッグとお供え用の人形など、どちらかというと観光客向けではなく、ミャンマーの参拝者向けの品ぞろえです。
見慣れてきた女性のロンジーも皆さんなかなか華やかな色合いの布地をお使いです。ロンジーはベルトやひもで縛るのではなく巻き込んだ布の端を左腰の前に挟み込みます。ちなみに男性は布の両端を真ん中でねじって正面にはさみ込みます。
チャイティーヨー・パヤーには歩いて２０分くらいの一本道を蓮台に乗る人も垣間見えますがほとんどの参拝者は歩いてゆきます。私たちはとりあえず今日泊まる参道途中にあるマウンテントップ・ホテルまで歩きます。
トラックを降りたところはミヤンマー屈指の巡礼地チャイティーヨー・パヤー（ゴールデン・ロック）への参道の入り口です。この日は土、日、月曜日の３連休の初日です。通常の週末以上に混雑が予想されていました。
