大矢倉跡に上ってみました。この場で守備の将兵がたむろし、武器弾薬がたくわえられた矢倉が建っていたというわけですね。
大矢倉に取り付けられた石の階段はとても急です。上りも下りも恐る恐るのカニさん歩きでしか進めません。
大矢倉は石を工具で削って隙間をできるだけ少なくした「切込継ぎ」という方式でくみ上げた石垣で築かれています。長い年月の風雪にもびくともしない石垣です。
自然の巨石を抱え込むように築かれた石垣の前に出ました。南の大手門や北側の谷からの防御と倉庫を兼ねた三階建ての大矢倉が建てられていました。
フォロー中フォローするフォローする