読書日和

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外交とマスコミ

2013-07-04 00:48:16 | 政治
昨日のNHKニュースウォッチ9、参議院選挙が近いということもあり「日本外交」について特集していました。
その中で司会の大越キャスターが滅茶苦茶なことを言っていました。
同氏は中国と韓国の二ヶ国のみを指して「日本外交は全体として見ると非常に厳しい状況にある」などと言っていました。
大越キャスター的にはこの二ヶ国だけで”世界全体”と言い張るつもりのようです
何度も指摘しているように”世界”はこの二ヶ国だけではないのですし、日本外交も民主党政権時代とは比較にならないほど活発化しています。

参考記事
NHKの言う「アジア諸国」について
その「世界」とはどこの世界か

また対中国を見据えた外交で安倍晋三首相が韓国を最重要視しているなどとも言っていましたが、これは大嘘です。
安倍晋三首相が築いた中国包囲網に韓国は入っていないです。
5月29日に「中国包囲網」という記事を書いているので、良かったら読んでみてください。
韓国のかの字も出てきていないのが分かると思います。

「中国包囲網」

この記事において、安倍晋三首相が築いてきた中国包囲網の流れについて解説しています。
この中国包囲網は最悪だった民主党政権から政権が変わり、日本外交が力を取り戻したからこそ出来ることであって、「日本外交は全体として見ると非常に厳しい状況にある」というのは完全な嘘ですね。
仮にも「公共放送」であるNHKがこうも公然と嘘を報道したのには唖然としました。
昨日ツイッターで「韓国を最重要視しているというのはNHKの希望的観測」と指摘している人がいて、まさにそうだろうなと思いました。

それと韓国については、昨年の夏からこの一年間、どれほど好き放題「反日」で暴れていたかをよく思い出してみてください。
以下に主に昨年の8月を中心に記事を示します。

「韓国大統領の竹島侵入とサッカー選手のロンドン五輪での愚行」
「韓国大統領が天皇陛下を侮辱」
「日本人の怒り」
「今度は韓国外相が天皇陛下に謝罪を要求」
「今度は韓国が日本が送った親書を送り返すという暴挙」
「原爆投下は神の懲罰?」

これらの記事以外にも、李明博(イ・ミョンバク)氏の後新たに就任した朴槿惠(パク・クネ)大統領が米韓首脳会談の場で日本を批判したり、そのままアメリカの議会での演説でなぜか日本を批判したり(せめて韓国の議会でやるべき)と、やりたい放題好き放題なことをやっています
しかしなぜか日本のマスコミの報道を見ていると、これらの一切合切が「なかったこと」になっています。
最近のテレビのニュースでは「歴史認識を巡って日本と韓国が対立している」としか言わなくなっていて、韓国が一方的に国家主導で反日活動ばかりしている点については全く報道しないんですよね。
しかもその日韓の対立についてもなぜか韓国側の言い分のみをやたら沢山報道して、日本側の言い分については申し訳程度にしか報道しません。
さらにあろうことか韓国の非常識ぶりは一切報道せずに隠蔽して、「安倍晋三首相が悪い」的な報道をすることもしばしばあります。
これは異常なことです。
報道の軸足が最初から日本ではなく韓国のほうを向いているとしか言い様がないし、あなた達は一体どこの国のテレビ局なんだという話になります。
このあたり、5月4日に書いた「なぜ不可能であったか」という記事においてなぜ日本のマスコミがこうも異常なのかについて、詳細に解説しています。
そしてこういった露骨に内容が偏った報道のことを「偏向報道」と言います。
何度でも問題提起しますが日本のマスコミ報道は極めて悪質です。
テレビや新聞の報道をそのまま鵜呑みにするのではなく、ネットからも情報を収集して、自分の頭で考えることを強くお勧めします。

特にNHKの場合は国民から直接受信料を徴収する公共放送なので、その受信料を使って日本の国益を毀損する報道ばかりするのはあまりに酷すぎです。
マスコミはよく「政治家全体が信用出来ない」などと言って政治不信を煽っていますが、私は政治家よりもむしろ、マスコミのほうが信用出来ないと思います。
全国放送で平気で嘘や偏向情報を報道し、既成事実化してしまう、この極めて悪質なマスコミを、許すことは出来ません。