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※「浅田真央選手が現役引退を表明」の記事をご覧になる方はこちらをどうぞ。
以前「フィギュアスケート世界選手権2014 節目の大会」と「浅田真央選手が現役続行を表明」の記事で、伝説的な2005年全日本フィギュアスケート選手権のことに触れました。
全日本2005の上位の順位は次のとおりです。
1位 村主章枝 194.16 avex 引退
2位 浅田真央 188.10 グランプリ東海クラブ 引退を表明
3位 荒川静香 187.36 プリンスホテル 引退
4位 恩田美栄 186.06 東海学園大学クラブ 引退
5位 中野友加里 175.66 早稲田大学 引退
6位 安藤美姫 173.36 中京大中京高校 引退
7位 澤田亜紀 155.98 京都外大西高校 引退
8位 浅田舞 150.66 東海学園高校 引退
9位 武田奈也 149.76 日本橋女学館 引退
10位 北村明子 147.02 京都醍醐FSC 引退
11位 梅谷友紀 121.78 関西学院大学 引退
12位 鈴木明子 117.18 東北福祉大学 引退
13位 村主千香 114.84 東洋英和女学院大学 引退
何度見ても物凄く豪華なメンバーです。
2005年はフィギュアスケート女子黄金時代の到来を告げる年だったと思います。
浅田真央選手は、伝説的な2005年全日本フィギュアスケート選手権を戦った強豪たちの中で現役を続けている最後の一人でした。
最後の一人である浅田真央選手が引退を表明し、全日本2005を戦った強豪たちはついに全員引退となりました。
ここに一つの時代の幕が下りました。
幕が下りたことを象徴するかのように、先日の世界選手権で日本女子はかなり久しぶりに来年の出場枠「3」を逃し「2」になってしまいました。
黄金時代の選手が健在だった頃は毎年難なく来年の出場枠「3」を確保していました。
来年はオリンピックがあるので、オリンピックの出場枠も4大会ぶりに「3」を逃し「2」になります。
現在日本女子のエースであり、世界と戦える強豪でもある宮原知子選手が出場していれば出場枠「3」を取れていた可能性は高いと思います。
ただ、強豪が一人怪我で欠場すると出場枠「3」を取れないのは、それだけ選手層が薄くなってしまったことを意味しています。
これが黄金時代なら、強豪が複数いたので一人欠場しても大丈夫でした。
それでも本田真凛選手という若手が台頭してきました。
先日の世界ジュニア選手権では二連覇は逃したものの自己最高となる200点越えを達成し2位になりました。
※「本田真凛選手が世界ジュニア選手権で優勝」の記事をご覧になる方はこちらをどうぞ。
オリンピックシーズンとなる次のシーズンはシニアに初参戦し、オリンピック出場を狙っていくことになります。
かなり高い実力を持っているのでシニアでも十分通用すると思います。
宮原知子選手もオリンピックシーズンは全盛期で臨むことになり、実力から見て出場すれば金メダルを取れる可能性が十分あります。
層は薄くなっても世界の強豪と戦える選手がいるのは嬉しいです。
私的にはこの二人でオリンピックの舞台に臨んでほしいです。
そして黄金時代の選手が一人もいなくなってしまった女子フィギュアスケートを盛り立てていってほしいです
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