しらの風景

自然と野鳥や生き物が大好き!自然の中には学びがいっぱい。
デザインの仕事をしながら、楽しく生きる智慧を探します。

「ニュースの深層」広瀬隆さん。(3/22*火)

2011-03-21 | 原発関連ニュース
*今日はここ金沢でも歩いた道にツクシが顔を出していました。
 春だね、ツクシくん~☆

私は野鳥が好きで、その生息環境がどんどん
破壊されていくことに心を痛めていました。
それをきっかけに地球環境の講演を聞き、
仲間たちと地球環境のことをたくさん学びました。
たくさんの環境問題がある中で、
もっとも私が恐いと思っていたのが原発事故でした。
それが今回、日本で起こってしまったのです。
「やはり起こってしまったか!」それが
この日本の原発事情を知る多くの人の素直な感想だと思います。
国と電力会社が強引に押し進めてきたエネルギー政策。
全く知らないという人は、命を誰に預けているのでしょうか?
地震国に原発、これだけでも充分に恐いことなのです。

(たかが電気=)経済のために国民の命を差し出す
これが原発推進国のあり方です。
今、日本の国のすべての原発を止めても困りません。
それも私たちは知っておくべきでしょう。
現にここ石川では志賀原発が2基止まっていますが
不自由はまったくありません。

こちらは広瀬隆さんが、「ニュースの深層」に出演した動画です。
私は15年前に「眠れない話」という広瀬さんの本を読んでいました。
今回の原発ニュースがマスコミ規制されている様は、
北朝鮮や中国とちっとも変わりません。
もし事故が起これば、こういう流れになる・・と云われていた
そのまま「こと」は進んでいます。
「パニックにならないために」これが政府の言い分です。

欧米諸国は、情報公開しない日本のあり方に
いらだちを募らせています。
海外ニュースの方が、今の日本の状態を
忠実に伝えているってどういうことなのでしょう。
友人の娘さんは今、フランスにいて今回の事故は
チェルノブイリ以上の事故と言われているそうです。

広瀬隆さんは、
ダイヤモンド社のホームページに掲載されている
「破局は避けられるか――福島原発事故の真相」
を書いたジャーナリストです。

関心のある方はぜひご覧下さい。
今何が起きているのか。3/17放送されたものです。

「ニュースの深層」広瀬隆さん

ピースミィーティング in 金沢。(3/21*月)

2011-03-21 | 平和大好き!

*気になった新聞記事なども持ち寄りました。

昨日、金沢では市民が集まり
ピースパレード、ピースミィーティングが行われました。

私はピースミィーティングに参加。
放射能問題をテーマに取り組まれている
映画監督の鎌中ひとみさんや、
ツィッターでこの会のことを知り急遽、被災地の石巻市から
日本海沿いに金沢に到着された方の報告もありました。
私が聞いたことを簡単ですが報告します。

*石巻市の現場報告
・現場では放射能の危険が知らされていないので、子どもたちが雨や雪の中で遊んでいる。危ないからと伝えると、マスコミのいうことが正しい。その他はデマだと云われる。危険を伝えたいのに全然伝わらない。とても居たたまれない状況であった。
・ガソリンが入れ放題の金沢に驚く。関心が薄いのか?来る途中はスタンドは長蛇の列。並んでも1台1000円分しか入れてもらえない。

*鎌中さんの報告
・私たちの生活はもとをたどるとものすごく電気に頼る生活。電気=原発のあり方を考えることが必要。
・私たちはこんな危険なものをどうして止められなかったのか。今はできることをやる。きちんとした情報を流して、周りの人に知らせる。
・放射能は特に子どもに大きな被害を及ぼすので、子どもの救助を最優先にする。
・原発の中の燃料は広島の原爆の6000倍。恐るべき量が途方もなく出ている。
・普通の人がTVのニュースとネットの情報に差があるので混乱している。今、言えるのは、予防医学の観点から、スリーマイル、チェルノブイリの事故の影響を見習う。

安全な場所にいる人たちができることは 
1.情報収集&発信 
2.場所の提供
3.安全な食物の提供

石川では、まず地元にある志賀原発を止めること。
*今、日本で使われた使用済み燃料はすべて青森県の六ヶ所村へ運ばれている。その使用済み燃料を冷やすための電気代は年間50億円かかっている。

その後、集まった参加者で、気になること、感じたことを紙に書いて出し合い、鎌中さんや地元の情報を持った方から、疑問についての説明や解説をお聞きしました。