しらの風景

自然と野鳥や生き物が大好き!自然の中には学びがいっぱい。
デザインの仕事をしながら、楽しく生きる智慧を探します。

記優さんメルマガ 第94号 2011.3.26

2011-03-26 | 原発関連ニュース
手元に届いたメルマガをここにも載せます~☆

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田 中 優 の “持 続 す る 志”

■□■□◆◇◆◇■□■□◆◇◆◇■□■□◆◇◆◇□◆ 田中 優 より 


「楽しめないファシズム体制」

 前号に続いて今号もエンタメじゃない。とても悲劇的な震災が
あった。震災に遭われた人たちに追悼と励ましの気持ちを伝えた
い。それ自体は環境問題ではなかった。しかしそれをさらに増幅
させたのが福島第一原発群からの放射能放出だった。天災が引き
起こした人災、いや電力会社の傲慢さが引き起こした環境破壊だ。
今や原発を推進する側は「原発がイヤだったら代わりは停電だ」
と脅している。こんなどっかの独裁者の言いそうなセリフを、
原子力安全・保安院の西山英彦氏が述べるのだ。安全保安院なの
だから、保安しそうなものだが。

 友人が言った。「今回の事故でイヤなことに気付いた。自分は
自由に生きているつもりだったが、実はその命は電力会社の賭け
に使われていたのだ」と。こんな不自由な社会が生きるに値する
場なのかどうか悩むのだ。

 ではどこに電力会社の権力があるのだろうか。よくメディアが
まともな報道をしないといわれる。原発推進の国に遠慮し、大ス
ポンサーである電力会社に遠慮して。「都市伝説」なんじゃない
かと思って調べてみた。東京電力は、近年急激に広告宣伝費の支
出を減らしてきた。そこで上位20社から名前を消す前の2007年の
データで見てみよう。第18位(2006年は16位)で約286億円出し
ていた。それ自体はトップではない。しかし電力会社は沖縄電力
を含めて全国に10社ある。だから10倍なんて乱暴な計算はしない。
東電は全国の電力供給の三分の一を占めるのだから全社で三倍と
計算してみよう。ここまでで858億円になる。それ以外に電力会
社の集まりである「電気事業連合会」があり、さらに政府広報も
参加する。最低でも1000億円を下ることはないだろう。すると第
一位のトヨタと並ぶか超えるかの数字になる。そう、やっぱり最
大の広告主なのか、そのおかげで私たち被抑圧民は本当のことが
知らされないのだ。環境問題の敵はカネなんだなと納得する。こ
んな仕組みは壊さなくちゃダメだろう!

□◆ 小林武史×田中優 緊急会議  ◆◇■□■□

大反響をいただいた小林武史さんとの対談、
みなさん もうお読みになりましたか?

★田中優×小林武史 緊急会議(1)
  「今だからこそできる話がある」


緊急対談の第二弾は小林武史×田中優。早くからずっと「脱原発」
を訴えてきた田中さんは、今、何を思うのか。これまで何度も議論
を重ねてきた小林×田中の二人が、改めてこの国の置かれた状況を
確認しつつ、動き出すべき方向についてを話し合った。


★田中優×小林武史 緊急会議(2)
  「新しいエネルギーの未来」


これまでの体制が崩れてしまった今、必要なのは"元通り"にするこ
とではなく、"よりよい仕組みを作る"こと。実は、日本にはたくさ
んの新しい技術が生まれている。明るい未来に向かうには、どんな
道を選べばいいのか?

春色和菓子。(3/26*土)

2011-03-26 | 食べもの大好き!
*東北関東大震災の日から2週間あまり経ち、
 深い悲しみに沈んだ日本でした。
 それに追い討ちをかけ、今も彷徨う日本を震撼させている原発事故。
 私たちが油断していた間にどんどん建設されてきた原発。
 稼働すれば確実に出てくる処理しきれない巨大な核廃棄物。
 それを溜め込んで溜め込んで、もう満杯状態だったこの国。
 便利さばかりが唱われて、危険は安全の言葉にすり替えられていました。
 大きなものに飲み込まれるな!真実を見破れ!
 今、真実が話されています。どうぞ、その声を聞いてください。
 田中優さん、広瀬隆さん、小出裕章さん、広河隆一さん、森住卓さん、
 このブログにアップしてあります。
 今回の事故から私たちは多くのことを学び、
 未来へ生かしていく道を選ばなければなりません。
 私たちがこの星で美しく生きていけますように、願いを込めて。
 
今日は児童館の絵画教室の日でした。
今期最後の教室、もうすっかり顔なじみになった
男の子も春からは中学生になるといいます。
私もここに教えに来てからあっという間の3年間、
時間の経つのは本当に早い。

今日のテーマは「春」。
朝は雪が吹雪き寒い日でしたが
春はそこまで来ています。
春色の絵をみんなで描いたら
何だか心も春色になったみたい。
確実にやってくる季節の巡りに感謝しつつ。

帰りがけに生菓子をいただきました。
今日ほど、生菓子を美しく美味しく
感じたことはありませんでした。
もうすぐ桜の季節がやってくるのですね。