しらの風景

自然と野鳥や生き物が大好き!自然の中には学びがいっぱい。
デザインの仕事をしながら、楽しく生きる智慧を探します。

バッタの変死。(7/29*日)

2012-07-29 | 生き物大好き!
昨夜の火祭りの余韻が残りつつ、
今朝はひと雨降った後で能登島をお散歩~♪

お散歩中に見つけたのは、こんな格好で死んでいたショウリョウバッタ。
これまでも草を抱えたまま死んでいる
フキバッタなども見たことがありますが調べてみると
このバッタの死体の正体は,エントモファガ・グリリという糸状菌だそうである。
「この菌におかされたバッタは,早朝ゆっくりと植物の上方に登り,
茎を抱きかかえて夕方までに死ぬ。」のだそうだ。

う~ん、ちょっと恐い話。
しかし、その不気味さを通り越して
アートな雰囲気を感じさせる風景なのでした。


*能登島ガラス美術館の野外展示を見ながらお散歩。


*名前に似合わず、ヘクソカズラの花が
 かわいく咲いていました。

能登島の火祭り。(7/28*土)

2012-07-29 | 旅行大好き!
今年も能登島の火祭りに招かれてやって来ました。

*島に着いたときはもう夕暮れでした。

親戚が集まって、みんなでお祭りのご馳走を食べたあとに
火祭りを見に行ってきました。

この能登島の火祭りは日本三大火祭りの一つで、
毎年7月の最終土曜日に行われるダイナミックな夏祭りです。
伝説では越後の伊夜比古神(男神)が訪れ、
伊夜比咩神(女神)と年に一度の逢瀬を楽しむお祭りです。


*担ぎだされたキリコ



*砂のお団子にサカキを刺したものが並べられ、その上に鎮座する神輿。


*うやうやしく神主さんから祝詞が捧げられます


*神輿から取り出した灯火を手松明に移します。


*やがて手松明に移した火をもって多くの人が大松明の周りを歩きます。
 私も手松明を振り回しながら歩きました。

男衆が伊夜比咩神社から神輿と大小7基のキリコ(奉灯)を崎山お旅所まで担ぎ出し、
高さ30mもの大松明に手松明を投げつけて点火します。


大松明は火柱となって燃えさかり、燃えつきた松明の倒れた方向によって
その年の豊漁、豊作を占います。今年は山側に倒れたので
山の豊作が期待されます。

今年の大松明の燃えっぷりはダイナミックそのもので、
空全体が花火のような火の粉でいっぱい!
真夏の火祭りを思う存分味わいました。
あっという間に過ぎ去る夏です、
この夏を思い切り楽しみましょうね。