今日は「ネオニコチノイド系農薬を考える」というテーマの講演会があるのを
facebookで知っていたので出かけて来ました。
主催は、河北潟湖沼研究所。理事長の高橋さんのあいさつがあり
NPOダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議理事の水野玲子氏が講師でした。
ミツバチが消えたと云うニュースで
農薬ネオニコチノイドのことは知っている人も多いと思いますが
1990年代に登場した新しい農薬で現在世界で一番使われている殺虫剤です。
この農薬の特性は神経毒性であり、残留性が強く浸透性が高い農薬です。
EUでは、このことを知り使用禁止にしましたが
日本では規制なしで認知度も低く、残留基準の暖和さえされようとしています。
日本の農薬使用料は世界でもトップクラス。
中国、韓国に続いています。この現実もなかなかショックなものでした。
日本が農薬をここまで使う理由は、日本の企業の多くが農薬を作っているから
農薬メーカーと農林水産省などが結託しているらしい。
国が動かないのは原発問題とよく似ている。
命よりも経済お金が大切なのだ。
講師がアップした、この映像。稲の水滴をのんだミツバチが
コロリと死んでしまったこの映像が、世界では大きく取り上げられたという。
しかし,日本国内では知られていない。
私が思っていた以上に恐い現実を知りました。
国が動かないので市町村や農家、市民が動き出しているそうです。
何の問題にしても声をあげない日本人!と世界では皮肉られていますが
ひとり一人が意思表示をすることが大切ですね。
それにはまず事実を知るところから始まるのでしょうね。
今日はとても貴重な勉強をさせていただきました~☆