
先日の出張に持参して読んだのはこの本。
世界でもっとも貧しい大統領
「ホセ・ムヒカの言葉」
ウルグアイの大統領を勤め、
質素な暮しぶりが注目された人。
質素の哲学を持つ彼の言葉は美しく、
読んでいてうれしくなる本でした。
今の日本の多くの政治家たちとは月とスッポン。
まるで真逆の精神で国民に愛されている政治家です。
この本の中で、いくつか心に残った言葉をピックアップしてみます。
「お金があまりに好きな人たちは政治の世界から出て行ってもらう必要があります」
『人生はもらうだけでは駄目なのです。まずは自分の何かをあげること。
どんなにボロクソな状態でも、必ず自分より悲惨な状態の人に何かをあげられます」
『人間のもっとも大事なものが ”生きる時間” だとしたら
この消費主義社会は、そのもっとも大事なものを奪っているのですよ」