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4/24の今日は、日本野鳥の会石川の総会が
石川県女性センターで行われました。
総会では事業報告や会計報告があり、
無事総会終了後に、記念講演が行われました。
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*増川氏によるオオタカの講演。
今年の講師は、日本オオタカネットワークの
副代表の今森達也氏と同じく事務局の増川勝二氏。
前半は、増川さんによるオオタカ&猛禽類のお話が
写真や動画入りであり、後半は、今森さんのオオタカ希少種解除のテーマで
話が進みました。前半は識別の仕方などが紹介されて面白かったです。
後半は難しいテーマでしたが、座談会風に会場とやりとりしながら、
来賓の県自然環境課の方たちも交えて話が進行しました。
笑いを誘うシーンもあり、とてもいい雰囲気で話が進んだのでした。
そして、最後には今置かれている問題がくっきりと浮かび上がりました。
今、オオタカを希少種解除すると、これまで守護神であった
オオタカと共に守られてきた里山や生きものたちが
その環境を失う危機があるのです。
守るべきものが守られなくなったらどうなるのか?答えは明白です。
保護保全のシステムがない状態では失うものが大きすぎるのです。
そんな中で私たちに何が出来るのか?
それが今回の大きなテーマだった訳です。
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*今森氏の軽妙なトークに会場から笑いが起こります。
この日の参加者からは、「いつもと全く違った形で、
とても解り易くて、愉しかった!よかった!」などと
感想が寄せられていました。
この講演をきっかけに、野鳥たちの環境をどう守れるのか?
私たちに出来ることを模索したいと思っています。
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