朝夕はすっかり涼しくなりました。
お散歩道を歩いていて見つけたのは
丸くて白いこのキノコ。
最初はシイタケが裏返って落ちているのかと思いました。
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近づいてみると何ともきれいな形をしたキノコ。
このキノコたち菌類が、落ち葉などを分解し
土をつくり森を豊かにしています。
森の主役はもしかしたらこのキノコたちかもしれません。
暗い闇に浮かび上がるUFOのようにも見えました。
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(*木の柵にも生えていたキノコ)
夏の終わりを告げる
死んでしまったアブラゼミ
羽のすり切れたモンキアゲハ
こぼれたクズの花。
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(*今日のお散歩道で見つけました)
暑い暑いと言っていた夏も最近は朝夕がすっかり秋モードです。
写真のキノコを見ていますと子どもたちに話している童話の世界に入って行った気分です。
>このキノコたち菌類が、落ち葉などを分解し
>土をつくり森を豊かにしています。
そうでしたか?土地改良に尽くしているのだ!
森に絡む話をする時に子ども達に教えます。
『ウラベニガサ科という一群の中のキヌオオフクロタケというキノコと、傘の形状,表面の姿、色、風合いが似ています。しかし、厚みや透明感がやや異なるようです。他には思いつかないので、多分この科のキノコのなかにお目当てのものがあるように思います。』と言う返事でした。
で、キヌオオフクロタケを検索したのですがなかなかいい写真が見当たらない中で、唯一それらしい感じのものが下記のHPの写真です。↓
http://dokitto.com/D-top.htm
しらさんのこの写真は記録としても貴重なものだと思います。(危惧種のようです)
なお、キノコは柄を撮影すると種の判別がつきやすくなるので下からの写真や裏側を写したものがあるといいそうです。
代わりに?(笑)調査していただいてうれしいです。なるほどキヌオオフクロタケに似ているみたいですね。でも、よく見ると表面の絹状の感じとか、「カサの周辺部までヒダが達していないのも、この種を見分けるポイントである。」という部分も少し違う気がするので、むずかしいなと思いました。すごく背が低くて軸が見えなかったのですが、次回まだありましたら今度は裏側もみてみましょう。