しらの風景

自然と野鳥や生き物が大好き!自然の中には学びがいっぱい。
デザインの仕事をしながら、楽しく生きる智慧を探します。

「隠される原子力」

2011-03-24 | 原発関連ニュース
NHKに出ている説明者が全員、原発推進派ならば
私たちは反対の立場の意見も聞かなくてはならない。
そして、何が正しくて何がウソなのか
判断するのは自分自身。
自分と家族を守るのも自分たちなのです。

【大切な人に伝えてください】
小出裕章さん『隠される原子力』


3月20日に山口県柳井市で開催された
小出裕章さんの講演会です。

放射能で汚染された水には活性炭。

2011-03-24 | 原発関連ニュース
~田中優さんからのネット情報が入りました~ 必要な方にはお知らせ下さい

活性炭が有効です!・・・ですがその後の活性炭は捨ててください。

(参考5)浄水処理によるヨウ素I131の除去に関する知見
放射性物質の浄水処理については、知見の数が少ないものの、活性炭処理による除去効果を示す知見が存在する。
・アルミニウムを凝集剤として用い、活性炭(5~15 ppm)を添加した場合、凝集沈殿による131Iの除去率は、約6~7割除去できる知見が報告されている。
・粉末活性炭による131Iの除去実験では、原水への添加の場合、活性炭注入率が5、30、200 mg/Lで、除去率はそれぞれ74%、100%、100%。同様の実験をろ過水に添加した場合、活性炭注入率が5、30、200 mg/Lで、131Iの除去率はそれぞれろ過水の濃度からみて22%、39%、47%であった。

厚生労働省にも書類連絡されたようです。

*今日は東京の友人に水を送ろうと思ったけど、
 ここ金沢でも売り切れ。当分の間入荷しないとのこと。
 

現場の報告より。(3/23*水)

2011-03-23 | 原発関連ニュース
真実の報道は、自分でたぐり寄せないと
見えない状況になっています。
事故によって急に健康被害の放射能基準値が
変わることもおかしい。

ここでは、現地の様子が報告されています。
現場の作業員の方の生の声が取材されています。
森住卓のフォトブログ

*福島第1原発付近住民の被曝検査
*「覚悟はしています」福島原発・作業員の証言

こちらは、被災地で診療にあたっている
鎌田みのる医師のブログです。


*昨日はいつもの場所に夏鳥のイワツバメたちがやってきました。
 思わず空を見上げて立ち止まった爽やかな瞬間。
 スイスイと気持ちよさそうに空を飛びながら
 にぎやかに鳴いていました~☆今年もようこそ~☆
 こんなに安心できない国でごめんね。


「ニュースの深層」広瀬隆さん。(3/22*火)

2011-03-21 | 原発関連ニュース
*今日はここ金沢でも歩いた道にツクシが顔を出していました。
 春だね、ツクシくん~☆

私は野鳥が好きで、その生息環境がどんどん
破壊されていくことに心を痛めていました。
それをきっかけに地球環境の講演を聞き、
仲間たちと地球環境のことをたくさん学びました。
たくさんの環境問題がある中で、
もっとも私が恐いと思っていたのが原発事故でした。
それが今回、日本で起こってしまったのです。
「やはり起こってしまったか!」それが
この日本の原発事情を知る多くの人の素直な感想だと思います。
国と電力会社が強引に押し進めてきたエネルギー政策。
全く知らないという人は、命を誰に預けているのでしょうか?
地震国に原発、これだけでも充分に恐いことなのです。

(たかが電気=)経済のために国民の命を差し出す
これが原発推進国のあり方です。
今、日本の国のすべての原発を止めても困りません。
それも私たちは知っておくべきでしょう。
現にここ石川では志賀原発が2基止まっていますが
不自由はまったくありません。

こちらは広瀬隆さんが、「ニュースの深層」に出演した動画です。
私は15年前に「眠れない話」という広瀬さんの本を読んでいました。
今回の原発ニュースがマスコミ規制されている様は、
北朝鮮や中国とちっとも変わりません。
もし事故が起これば、こういう流れになる・・と云われていた
そのまま「こと」は進んでいます。
「パニックにならないために」これが政府の言い分です。

欧米諸国は、情報公開しない日本のあり方に
いらだちを募らせています。
海外ニュースの方が、今の日本の状態を
忠実に伝えているってどういうことなのでしょう。
友人の娘さんは今、フランスにいて今回の事故は
チェルノブイリ以上の事故と言われているそうです。

広瀬隆さんは、
ダイヤモンド社のホームページに掲載されている
「破局は避けられるか――福島原発事故の真相」
を書いたジャーナリストです。

関心のある方はぜひご覧下さい。
今何が起きているのか。3/17放送されたものです。

「ニュースの深層」広瀬隆さん

ピースミィーティング in 金沢。(3/21*月)

2011-03-21 | 平和大好き!

*気になった新聞記事なども持ち寄りました。

昨日、金沢では市民が集まり
ピースパレード、ピースミィーティングが行われました。

私はピースミィーティングに参加。
放射能問題をテーマに取り組まれている
映画監督の鎌中ひとみさんや、
ツィッターでこの会のことを知り急遽、被災地の石巻市から
日本海沿いに金沢に到着された方の報告もありました。
私が聞いたことを簡単ですが報告します。

*石巻市の現場報告
・現場では放射能の危険が知らされていないので、子どもたちが雨や雪の中で遊んでいる。危ないからと伝えると、マスコミのいうことが正しい。その他はデマだと云われる。危険を伝えたいのに全然伝わらない。とても居たたまれない状況であった。
・ガソリンが入れ放題の金沢に驚く。関心が薄いのか?来る途中はスタンドは長蛇の列。並んでも1台1000円分しか入れてもらえない。

*鎌中さんの報告
・私たちの生活はもとをたどるとものすごく電気に頼る生活。電気=原発のあり方を考えることが必要。
・私たちはこんな危険なものをどうして止められなかったのか。今はできることをやる。きちんとした情報を流して、周りの人に知らせる。
・放射能は特に子どもに大きな被害を及ぼすので、子どもの救助を最優先にする。
・原発の中の燃料は広島の原爆の6000倍。恐るべき量が途方もなく出ている。
・普通の人がTVのニュースとネットの情報に差があるので混乱している。今、言えるのは、予防医学の観点から、スリーマイル、チェルノブイリの事故の影響を見習う。

安全な場所にいる人たちができることは 
1.情報収集&発信 
2.場所の提供
3.安全な食物の提供

石川では、まず地元にある志賀原発を止めること。
*今、日本で使われた使用済み燃料はすべて青森県の六ヶ所村へ運ばれている。その使用済み燃料を冷やすための電気代は年間50億円かかっている。

その後、集まった参加者で、気になること、感じたことを紙に書いて出し合い、鎌中さんや地元の情報を持った方から、疑問についての説明や解説をお聞きしました。

「新しいエネルギーの未来」(3/20*日)

2011-03-20 | 原発関連ニュース
うれしくて気持ちが明るくなります。
この話、どうぞ読んでみてください。
必読です!!
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田中優×小林武史 緊急会議(2)
「新しいエネルギーの未来」



これまでの体制が崩れてしまった今、
必要なのは"元通り"にすることではなく、
"よりよい仕組みを作る"こと。
実は、日本にはたくさんの新しい技術が生まれている。
明るい未来に向かうには、どんな道を選べばいいのか?
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ショウジョウバカマの花。(3/19*土)

2011-03-19 | 植物大好き!
*ピンク色を輝かせて咲いていたショウジョウバカマ。
 花たちはいつも、なんてやさしく
 私たちを励ましてくれるのでしょう。

*今日の卯辰山からの眺め。

あたたかな晴れ日となりました。
東日本大震災が起こってから、気持ちも体も
緊張していたのか肩が固まって痛かったです。
今日はいつもの卯辰山を歩いてみました。

早春に咲くショウジョウバカマが
競い合うように咲き出していました。
いつの年だったか、県外へ出張に出かけ
油断していたらもうお花の時期が終わっていて
ガッカリしたことがありました。

ひとつひとつお花の色や大きさが違うよ。
ショウジョウバカマは葉を押して
増やすことができるって、以前、植物観察会に
参加した時に教えてもらったことがあります。


*今日、見たこの話はとてもお勧めです!
みなさんもぜひ、見てくださいね。

田中優×小林武史 緊急会議(1)
 「今だからこそできる話がある」


福島原発の今の状況について。(3/18*金)

2011-03-18 | 原発関連ニュース
私の周りは何だか復興ムード、やってきた友人にも
近所の人にも現時点での危機感がなかった。
ずっと心配で眠れない私との
このギャップは何なのだろう?
今、私の手元に入ってきた情報です。
一人でも多くの人に読んでもらいたい。
そしてまず、自分を家族を周りの人を守ってほしいのです。
以下・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

日本ソーラーエネルギー教育協会
白井伊征子さんからの情報です。

 ***

皆さま
昨日、京都三条ラジオカフェUstream配信された環境エネルギー政策研究
所 所長 飯田哲也氏
(原子力と再生可能エネルギーの専門家 )の意見を聞き、全文を筆記しました
ので、お知らせします。
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飯田哲也氏の話
● 福島原発の今の状況について(質問)
全く事態はおさまるどころか、悪い方向に向かっている。楽観的状況ではないと
いうのが現状である。今、私達が一番心配しているのはマスメディアに 正確に
情報が伝わっていないのではないかということを心配している。
● 何を一番伝えたいか(質問)
政府も東電もきわめて混乱している状況で、いづれにしても全く油断を許されな
い状況で、今「スリーマイル」を越えている。「スリーマイル」では、 炉心が
遊離して部分的に放射能が出たが、炉心臨界も蒸気爆発も起きなかった。国際原
子力事象評価尺度では「スリーマイル」は5の段階と発表され た。チェルノブ
イリのレベルは「7」とされた。(炉心臨界も蒸気爆発の両方とも起きていた)
福島原発はスリーマイルより深刻で「6」位
明らかに使用済み燃料がむき出しになっているので、致死レベルの放射線がでて
来ると1,2,3号基に近寄れなくなっている。絶望的であるが、前段 階の冷
やす段階をしてからでないと近寄れない。リスクがリスクを呼んで手がつけられ
なくなっている。
そうなってくると退避区域を広げる必要が出てくる。
日本ももうすこし範囲を広げる必要がある。北は仙台、南にくれば首都圏となる
がそこまでは避けたいので
被曝をしない備えをしたい。
アメリカでは被害は、どこの範囲まで広がるかをシュミレーションして80km
とした。
それこそプルトニウムを含めて最悪チェルノブイリ
とにかく過小評価しないで、退避できる人は退避したほうが良い。もう
20Km30Kmの段階ではもうない。にもかかわらず福島に人は原発の事故に
3重の苦労をしている。
一般の人が立ち入る場所ではなくなっている。政府の装備した人が活動する範囲
である。
●蒸気となって放射能が上に上がって降りてくることも気にかかるが(質問)
風にそってかなり濃いところがある。
気ガスのクリプトン(半減期短い)ヨウソ131(半減期8日)子ども達によくない
セシウム137は蒸発点600度飛んでくる(半減期30年)吸い込んだり、食
べたりすると発ガンの原因地面に落ちるとガンマー線になって人体に影 響があ
る。その他は粉塵となって広がってゆく。爆発の状態はどこまで広がるかはわか
らない。
●これからの行動(被曝しないような備え)
退避(疎開)できる人は疎開した方がよい。退避専門チームがあると良いが。
自主的な退避は既に始っている。特に子ども達は自主的退避をした方が良い。
しかし、むやみやたらに出て行くわけには行かないので、受け入れ態勢も作って
ゆかねばならない。行政だけでは受け入れ態勢が足りるわけではないの で、民
間も受け入れ態勢を作ってゆかねばならない。
関西は問題ないが、関東でも新幹線や羽田では脱出、疎開っは既に始っているが
事態がおさまることを重視しながら、屋内退避でしのいでゆける。
30Km、50Km、80Km退避の順でされた方が良い。北は仙台、南は首都
圏全面退避だけは避けたいが。
●再臨界しないような対応
不充分である。防ぎようがない。
神頼みの世界、運任せの世界、もう既に1・2・3号基でおきていて
人間のコントロールを離れたところで起こっているので制御できてない。
再臨界を防ぐ前にまずは冷やしてからでないと近寄れない。
●環境市民 下村しずこさんのまとめ
退避が後手、後手になっている対応をもっと速めてゆくことでより正確な情報を
届けてゆきたい。このような状況にあっても日本国内ではまだ老朽化し ている
原発が動いています。このこともともに考えてゆかねばなりません。
● 防御の方法
㈰ 雨にぬれない
㈪ できるだけ外出しない
㈫ 外出をどうしてもしなければならない時は,ツルーンとしたビニールやカッパを
着て帽子をかぶり、帰ったら払い捨てる
㈬ 若い人ほど発生が出やすい小さい子や妊娠している人はできれば遠く離れる。
㈭ 風向きに気をつける
㈮ 風下を確認したら外にでない。できるだけ密封する。
㈯ ヨーソを含む食品をとる
㉀ 買いじめはしないようにする。
㈷ 冷静に捉え冷静な行動をする。
㉂ 命が一番大事
㉃ 予防原則で行動する

(文責)
日本ソーラーエネルギー教育協会
白井伊征子

「原子力発電の現状」(3/17*木)

2011-03-17 | 原発関連ニュース
今日は動揺する心を何とかなだめて
お散歩して、仕事にも取りかかることができました。

また、今回の事故がとてもわかりやすく
説明されている映像を見つけたので
自分の気持ちを整理するためにも学ばせていただきました。
その映像をここにも紹介します。
最後のエネルギーの話は、うれしくて心の中があたたかくなりました。
一人でも多くの人たちで、
美しい未来を目指しましょう!

田中優さんのトークyoutube映像です。

テーマは「原子力発電の現状」
1~5に分かれています。


田中優さんからのメッセージ。(3/16*水)

2011-03-16 | 原発関連ニュース
*我家のレオ。大惨事が起こっていることを彼は知らない。
 生きものたちはひたすら明日を信じて生きている。
 そんな鳥や魚や獣たち他の多くの生きものたちの命まで
 巻き添えにする私たちって本当に賢い生きもの?
 優しくもっと優しく人は生きれるはずなのに・・・。
 
私の手元に届く田中優さんからのメッセージです。
友人たちにも送りましたが、ブログにも載せますね。
興味のある方は読んでみてください。

被災された方たちをあたたかな思いで一人一人が支えられたなら、
そして、安全で安心で子どもたちの笑顔が溢れる国づくりを目指して。
この悪夢のような出来事をスタートラインに
私たちは今こそ学ばなければならないのだと思います。
私はこの国が好きです。  では、以下・・・・・・・

□◆ 田中 優 より ◇■□■□◆◇◆◇■□■□


「2011年3月15日、今日から空気は危険になる?」


 とにかく落ち着いてから動きましょう。何かする前に、大きく
深呼吸してから。そして睡眠や食事をサボると判断が鈍りますか
ら、必要なことは欠かさないように。


東京に来るかもしれない放射能

 いよいよこの日が来てしまったと思う。原発に反対して23年、
いつかはこうなると思っていた事態に直面する。でもまだこれが
最悪ではない。もし核爆発を起こせばもっと悪い事態になる。子
どもを授かったばかりの女の子から相談があった。たぶんいい歳
なんだと思うけど、小学生のころから知っていたから今もぼくか
らは子どもに思える。どうしたらいいのか、と。

 ぼくは昨夜メールした。「今まで風は海に吹いていた。でもい
よいよ北風に変わった。しかも放射能の排出濃度が高まってきた。
悪いことに今日から雨になる。対策しないといけない」と。「可
能なら旅行のつもりで落ち着くまでどっか西に(日本は偏西風地
帯なのでおおむねの流れは西風だ)出かけるといいんだけどね。
無理だったら雨には当たらず、可能な限り厚いマスクしてから外
出してね」と。でもあわてなくていい。東京までの距離は約220
キロメートル。風速3メートル程度であったなら、届くまでに18
時間かかるのだから。


放射性ヨウ素131を避ける

 核爆発は起こしていない現時点では、福島原発周辺の風も弱か
ったので気体以外はほとんど飛んでこないだろう。中でも気にし
なければならないのはヨウ素131だ。これは甲状腺に貯められて
ガンなどを引き起こす。吸い込むだけで吸収する。もともと大事
な元素で自然界には「放射性」のヨウ素なんかなかったから、生
物は無警戒に体内に集めてしまうのだ。特に子ども、胎児に影響
するので採らせたくない。そのためには先に甲状腺を放射性でな
いフツウのヨウ素で満たしておきたい。そうすれば排泄される確
率が高くなるからだ。
 
 本当は「安定ヨウ素剤」がいい。人々が入手できずにいるのに
『専門家』なる人たちはこう言う。「医師が処方するものです。
原子力災害などの緊急時に、指定された避難所などで服用指示が
あった場合のみ、服用してください」と。

 東京に流れてくる可能性があるのに、それだけの備蓄があるの
かと聞きたい。『専門家』なるものは、見殺しにする専門家なん
だろうか。でも、他のもので代替しようとすると副作用もある。
40を超える年齢には効果がないとも。だから『医食同源』で考え
るしかない。病院で甲状腺の検査をするときには、その前一週間
は海藻類を食べないように指導するそうだ。つまりその分が影響
する。ならばそれで防ぐしかないだろう。食べすぎれば問題だが、
ところがこの「ヨウ素を採るべき」という話を「ネットでのデマ」
としているのだ。
http://d.hatena.ne.jp/seijotcp/touch/20110312/p1


いつまで気にしなければならない?

 しかしヨウ素131が分解して放射線を出して安定し、半分に減る
までの期間は8日だ(これを半減期という)。8日ごとに半分に
減っていくから、もし一日で放射能が届かなくなるなら80日間経
てば千分の一以下に減る。つまり80日間だけ、放射能の入ってい
ないヨウ素の入った自然のものを、食べ過ぎない程度に、子ども
たちには多めに食べさせるようにしよう。その間に周囲は千分の
一以下の放射性ヨウ素に下がっているはずだからだ。

 しかし核爆発が起きたら、しかも風向きがこちらに向くなら、
たくさんの長寿命の放射性物質に囲まれることになってしまう。
今回排出されたひとつは放射性セシウムだった。これは半減期が
30年を超える。子宮や筋肉に集まる。放射性ストロンチウムでは
骨に集まる。そこでガンなどを引き起こすのだ。しかし千分の一
以下に減るには300年以上かかってしまうのだ。半減期は厄介な
問題だ。福島第一発電所の三号機のプルサーマル燃料として使わ
れているプルトニウムでは、半減期が2万4千年もある。だから
放射能と生命は共存できないと主張してきたのだ。

 今朝のニュースの第一、二号炉の爆発はまだ核爆発ではない。
これまで破られていなかった格納容器内での爆発だから、放射能
を多く含んだ煙を排出しているものの、それは核爆発ではない。
「絶対安全」と言い切ってきた推進派、電力会社に責任を取って
もらおう。


みんなで被害も分かち合う

 「だから東北産の食品は食べない」というのは正しくない。降
り注いだだけなら水で洗い流すことができるからだ。しかし約一
カ月経つと食品の中に栄養素として入り込み始める。だから当面
は変わりなく洗って食べていればいい。その後は濃縮される率が
問題になる。植物は濃縮度が低く、食物連鎖の上位(例えば肉や
卵)にいけばいくほど高くなりやすい。

 しかしそれ以前に、東北の人たちにだけこの被害を押しつける
のはおかしくないか。ぼく自身を含めて現実に止められなかった
のだ。だからもし被害を受けるなら(原発をこれまで推進してき
た人は相応の責任取るべきだが)、人々全員で等しく引き受ける
べき被害ではないか。ましてや海外の貧しい国に送ってはいけな
い。過去に貧しい国に輸出されてしまった例もたくさんあるのだ。

 しかし子どもたちだけは守らなければいけない。親が汚染した
ものを食べて、子どもたちにだけはなるべく安全なものを届ける
べきだ。


生きなおすために

 原発内部の燃料が冷えるには約三カ月かかると言われている。
そうならあと三ヶ月間は心配しなければならない。それまでは爆
発やメルトダウンの危険性があるのだから。そして空に飛散した
放射性物質は、雨とともに降り注ぐ。だから風向きと雨次第で放
射能が土地に濃く残ったり、ほとんど残らなかったりする。しか
しその被害を受けているのは私たちだけではない。ボスニア、イ
ラク、アフガニスタンに、たくさんの放射性物質「劣化ウラン弾」
を浴びせてきた。原子力の開発のために放射能汚染された大地は、
世界中に数え切れないほどだ。私たちはこれほど地球を生きられ
ない場所に変えてきたのだ。

 明日から変わろう。汚染するのではなく生かせるように、壊す
ためではなく新たなものを作るために生きよう。この悲劇が、あ
の時点から変わったと言える変換の時にできるように。今日から
は徹底してほしい。外から帰ったら、家に入る前にマスクをした
まま埃を落とそう。

もし風で届くなら、昨日までとは違う世界に生きなければならな
いのだ。

原発震災が起きたら。(3/15*火)

2011-03-15 | 原発関連ニュース
ネットから役に立ちそうなものを調べて
今日は娘たちと話し合いました。
その資料に用意したものをここにも掲載します。
もしよければ役立ててくださいね。

<食べるとよいもの(量の記載なし)>
●放射能を排出するもの
コンブ・ワカメ、お茶、クロレラ
味噌汁(味噌)…ガンの予防にも
●放射能から身を守るもの
くるみ、そば、人参、赤ワイン
ひまわり油、牛乳、納豆
●ヨウ素剤
医療用(甲状腺などの病気)に使われるものなので処方箋がないと買えない
被曝したあと、はやく飲めば飲むほど効果がある。
※イソジンの代用は体に害があるとのネットの記述もあった

――――――――――――――――――-【念のため】
<逃げるために(避難が必要な人&数十km離れている人向けだと思います)>
いかに早く逃げるかが運命のわかれめ(ただし10km圏内の場合)
※10㎞圏内の場合は、はやく逃げないと命に関わることもある

●30km以上離れているケース
ここまでくれば予防的に避難する必要性は若干低くなる。ただしこの範囲まで放射能が拡散するほどだったら、さらに遠くへ避難しなければならない。放射能が(地上に)落ちてくるまでに時間がかかるので、落ち着いて準備をはじめる。子どもや胎児は放射能に弱いので、子どもや赤ちゃんがいる女性は速めに避難させる。雨が降っていたら、やむまで待っていたほうがよい

<どんな姿で逃げればよいか>
放射能は髪の毛にたまるので帽子など頭をおおうものが必要
放射能は呼吸で体内に入るので、吸い込まないように
とくに肩に積もりやすい。逃げる際に、別の服を持っていく(汚染された服を着替えるため)

●頭:タオルやマフラーをかぶる
●口:花粉症対策用のマスクを水で濡らして固くしぼって口や鼻を保護すると内部被曝をかなり防ぐことができる。外に出なくてもマスクをしていたほうがよい
●衣服:ポリエチレンなどのレインコートを着る(放射性物質が落ちやすいため)
●手:屋外では、台所用のポリ手袋・ゴム手袋をつけて放射能汚染を防ぐ。さらに目にはスキーや水泳で使うゴーグルでおおったほうがよい。
●足:外を歩くときはポリ袋ですっぽりおおい、家や車の中に入るとき、脱ぐ

<家>
30キロ圏外なら屋内に避難しただけでも建屋が放射線から防護してくれる。
鉄筋コンクリート>木造
●戸や窓をすべて閉める
●換気扇や外気を導入するエアコン・クーラーなどはすべて止める
●窓・通気口・床下・屋根裏・玄関ドア等の隙間をテープや味噌、粘土などで目張り
●屋内に入る時は、靴についた土やチリ、傘についた雨水などを落とす
●空気清浄器があればスイッチを入れっぱなしにする

春が来るよ、沈丁花。(3/14*月)

2011-03-14 | 植物大好き!
庭に出てみるとかすかな春の香り、
沈丁花の蕾が開き始めていました。
ほんの少し咲いただけなのに
しっかり春の香りを漂わせていた沈丁花。

この冬は長く厳しく、雪の重みで
枝がボキボキ折れてしまいました。
葉っぱも花も傷だらけ。

それでも春は来るよ、きっと来るよ。
沈丁花の花はそういっている・・。

あまりに悲惨な今回の地震と津波。
同じ日本人として本当に心が痛い。
それでもあたたかさを届けられるよう
萎える気持ちを立て直しながら
明日につなげていこう。

今回、とても大切だと思ったことは・・・・・
◎地震大国に住んでいるという自覚を持つ
◎津波時のシュミレーションが重要課題
◎エネルギー源として原発を選択しない
(チェルノブイリ事故から学んだ国は脱原発を選択した)

もうTVの画像は見ていて耐えられない。
ラジオをつけて過ごしました。
優しい曲が選曲されていて心癒されました。
心痛すぎるときは、どうぞあなたも優しい歌を、優しい曲を。


コテングコウモリ。(3/13*日)

2011-03-13 | 生き物大好き!
今日は朝から頭痛がしていて
友人宅へ食器棚を取りに行って帰ってきたら
頭痛がひどくなり、吐き気もして
寝込んでしまいました。
先日二日間とても寒い中、能登方面へ
取材に出かけて疲れたのかもしれません。
少し気分がよくなってきました。

10日、羽咋のお知り合いに会いに行きました。

そのお知り合いがお寺のボランティアで雪かきをしていて
見つけた「コテングコウモリ」。
このコウモリは雪の中で冬眠していたらしく
これまで全国で13例が確認されていると云う。
地元の新聞にも取り上げられて
その時の様子を詳しく聞くことができました。
目覚めたコウモリは声を出して威嚇したそうです。
私も会いたかったな。

ついでにそのお寺・永光寺も案内していただきました。
お寺のすぐ前にシカがやってきたそうです。

ついでに先日ここ羽咋に飛んできた
トキの写真も見せていただきました。