数日の田舎暮らし

テキサスについてすでに二日めの朝を迎えている

何もする必要がないにもかかわらず　相変わらず何かを見つけて何かをしている　その時間のたつのが早い事すでに二日目の朝である

昨日などはヤナギの枝が家の軒下まで届いているのに気がつき　早速枝はらい　その傍らではＪａｋｅが切り落とした薪を持って走り回っている
これを見ているだけでもここに来た甲斐もあるしこれがわれわれ流の”のんびり”であろうと思った


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　




もちろん近所との親睦も大事なこと　午後４時には向かいのキャロルとジョーが冷えたワインを持って我が家に訪れ早速ハッピアワー　楽しい会話で盛り上がる　趣があるのは彼らの会話のなかには決して”カリフォルニアはどうだ？”などとの内容がない　きまってここでのローカルな話しなのである　明らかに我々をここに住む人間だと思っているかのようにーーーーー


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　



食事も終えて次は２軒隣のマリーンとブルースの家にウイスキー片手にお邪魔した　ここでも”コヨーテが裏庭に来る””今年はスカンクが多い”などとローカルな話し　これまた暖かい会話でもある


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ちなみにキャロル家族はミシガンの出身　ミリタリーでカリフォルニアのサンディェゴにも長いこと住んだことがあるというし　ブルースにいたってはデルタエアーラインのキャプテン　リタイヤーしてここに住み着いたという　本来のローカルではないのだがこの土地が大好きなようだ

もちろんロスアンジェルスも我々にとっては”ホーム”でもあるし一年中マイルドな素晴らしい天候　それに”活気”があるしーーーー
どちらも甲乙がつけがたい　ならば老後は両方を行き来するとの目標で何年も前にこの家を手に入れておいたのだ　ただ経済的な問題で完全に何もかも止めて行き来するということが出来ないのでもある　そう　あとしばらくはテキサスの家では”ショート滞在”となる



　　　　　　　　　　

ここでのランチはトラデッショナル？なクラシックバーガー　グリルで焼いたパティー　トマトとタマネギ　それにキュウリのピクルス　あとはケチャップとマスタード　
とも子もすっかり田舎のアメリカンになりきっている


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

すでにテキサスの家に向かってーーー

２２　２３日でカーペットも終った　思っていたよりよいできばえに満足である　ワーカーのアドバイスによりパディングも厚めのを　かなりよいできばえである


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　



カーペットがきれいになってしまうと壁がきたなく見えてくる　しかし予算には限界もあるし　この壁の張替えは”次回”ということで見積もりをとっただけにしておく　あとは細かいところのやり直しも待っているしーーーー　一応　最初の予定通りの改善　補修は終った
それに偶然ではあるが以前よりアプライをしておいたレドンドビーチのキングハーバーマリーナより連絡があり４月１５日より船を係留することが出来るという　なんともタイミングのよいことでもある

そう　何もかも順調にことが運んでいる

今これを書いているのはニューメキシコのＬｏａｄｓｂuｒｇ　前回先年のクリスマスイブ　テキサスの家に向かう途中でスノーストームのためフリーウェイがクローズ　ここまで来ていながらＬＡに引き返した場所である

船が一段落したその翌日２６日の早朝３時にトーレンスを出発　夕方５時にはここに到着　またテキサスの家に向かっているわけだ


たまには我が家の犬の話しでもーーーー
　Ｊａｋｅ　けっこうなわんぱく犬　すでに１０ヶ月になった　体重も６２Ｌｂｓ　いまだにパピーには変わらないが言うことは良く聞けるし番犬も一応出来る　毎日確実に我が家の一員になりつつある
　　し　か　し　見てくださいこの写真　またやってくれました　敷物　新しい椅子も数時間でこのとおり　そう　なんともやんちゃです
昨日到着したキャビンではちゃんと番犬も出来ているし　多少のわんぱくさは許されてしまう　けっこう頼もしい犬です


　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

さ～～て　今日もテキサスの家に向かってドライブです　今日の予定は約６３０マイル　テキサス州にはいれるーーーーー

楽しいストレス

今のところ何もかも順調にことが運んでいる

先週は３箇所あるハイドロリックポンプのオーバーホールも終ったし　これは購入時予定に入れていなかった　けっこうな費用がかかってしまったが安全のためには仕方がない　（パワーステアリングのポンプ２箇所　ラダーを動かすポンプが一箇所）

　船底のペイントも終った　ボートヤードに再び上げ船底をスクラブしてフジツボ　海藻類　アレージーなどが付着しても簡単にこそげ落ちるような特殊なペイントを施すのです
これは海の水の状態にもよるが２年に一度くらいでよい　特にコネリンがダイバーでもあるから専門のボトムクリーナーを雇うこともないし　月に一度くらいの掃除でもむやみやたらに擦らず丁寧に出来る　おそらく３年以上は持つだろう

　　　　　　　　　左からボトムペイントが終ったあと　真ん中する前　プロペラ、シャフトは塗りません


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　



あとはエンジンのチューンナップ　これもエンジンオイル　フィルター　スパークプラグからワイヤーまではもちろんのことガスラインまですべてを交換中　あと数日で終る
それに昨日　７日にオーダーしてあった室内のカーペットも到着したとのこと　早速業者に連絡　この２２日２３日の両日でカーペットも終る

そう　今のところ何もかも順調にことが運んでいる　


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　スリップの平和なカモ　毎日来る



あとはそうですね～　２５日からテキサスの家への滞在が終わり次第　４月の半ば頃からこの船の運転のレッスンを取るインストラクターも見つかった　彼の話しでは３日もあれば充分だという　一日２～３時間ほどでかなり風の強い日も選ぶという

なんせ何もかも心配性なコネリン　人から言わせれば”やりすぎ”ととられているが　こればっかりはどうしようもない

でもこの心配性なゆえ　数年前のリセッションのとき７５％以上の蓄えをなくしたときからも立ち直れたのだとも思うし　そしてまた”楽しみ”に向かうことが出来ているしーーーーーー　まっ　心配性もいいだろう　


ところでガソリンが高止まり　一向に下がる様子もない　物流は減少しているらしいが街中を見ていると相変わらず車が多い　すでにドライバーたちはこのガソリン高にも”慣らされて”いるかのようにもとれる
これも今年１１月の選挙にむけてのオバマ作戦なのか　３年前の公約の一つクリーンエネジーのゴリ押し　そのためのガソリン高も見てみぬふりなのか　再選のためなんとかしたいのはわかるけどみんな困ってるんだよねっ　ほんとっ！！
　
マーケットも今年はかなり上昇　これが”新しい株価のステージ”なのだろうか？　　　そう願いたい！！！

いつも言うが個人的にはインフレーションを歓迎する　

今　日本では何もかも値下がりと聞く　デフレの兆候でもあろう　これは日本の経済を冷やしてしまうことになるが　しかしこれは”コレクション”ともとれる　あと十数年は続くと思われるが　思い切ったデフレの後にはまたアジア諸国との競争に参加でき新たな景気回復になるのではないだろうか？　経済戦争は勝ったときより負けたときのほうが成長は早い　と思うーーーー

新しい空間

さすがに疲れてきた　以前は朝一時半から２時に起床していたのだが　ボートがきてからというものは１２時に目が覚めるときも多い

一時間２時間と船の部品などを検索したりオーダーしたり　その後は日常の仕事をこなすわけで　どうしても眠る時間が削られる

今年に入ってからというものはマーケットも順調　今日あたりＤｏｗは１万３千ドルを超える勢い　Ｎａｓｄａｑも３千ドルに　これらなどはやはりＢｕｌｌマーケットに４年前から入っていたことの裏付けなのであろうか　いつも過去を振り返えなければ景気の良し悪しは判断できないものなのである
今日現在でも一般の人々まで決して”景気が良くなっている感”はないと思うが確実に良くなっているのではないだろうか　それに最近ＵＳドルが高値で取引されている　これはＥＵの景気の回復の遅れにあり比較的安定しているとされるアメリカのドルが見直されてもいるのだろう

日本株？　正直言ってコネリンにはさっぱりわからない　一時（今となっては昔バブルといわれた時代）　Ｎｉｋｋｅi３万４千円までの上昇　その後一万円を切り未だにその一万円まで回復できていない　あと一歩のところで足踏みしている　ただ不思議なのは”円”だけが”安定投資”として高額で取引されている　たぶん日本経済は落ち込んでいるが”貯金国家”として信頼があるのではないか　円高が維持されている　この過去２０年間に中国　韓国インドまでが成長　輸出だけが外貨獲得の頼りな日本の経済　著しく豊かになるのはいつのとこになるのだろうか　それとも２度と訪れることはないのだろうかーーーーーー
（数字は記憶だけに頼っている　間違いがあるかも）　


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｆａｉｒｂａｎｋｓ　３２

　
この三週間毎日　慣れ親しむために掃除をも含め各装備品のチェックなどをしている　ようやく一時の不安から”この船にしてよかった！！”という満足感も出始めた　というのは装備品一つにとってもかなりよいものが付いている　お金や”手”を加えるだけの価値があるのではないかと判断できる　Ｈｕｌｌ自体もオフショアー用　荒波にも耐えられるほど頑丈なつくりでもある　ただどのように使いこなせるかは別にして今となってはとっても気にいっている
まぁ～　初めて自分で撮ったスナップ写真でもーーーーこれは購入したままのもの　これからカーテン　カーペットなど好きな色にしていくわけだ（カーペットはすでに濃紺をオーダー済み）　これからが楽しみです


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　



それに一番大きな喜びは　もう一つ　自分たちの空間が増えたこと　トーレンスの家で過ごすのも　テキサスの田舎で過ごすのもよい　さらにマリーナーでこの船を数日ならホテル代わりに使うことも出来る　そう　有り余る老後という時間を過ごすのに更なる空間が持てることはとっても楽しいのである


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　

やることいっぱい！！！

せっかちなコネリンのため　一気に何もかもことを終らせようとするため忙しいような気になっている

先週の水曜日に鍵をもらい留めておくスリップの契約　保険　登録　それに必要な修理箇所の書き出し　それに加えすぐには必要の無いような室内の模様替えの計画などなどーーーーーーー

まずボートスリップ　このマリーナ　ヨットへブンはたくさんの空きがあるため問題はない　しかしここは環境と場所が良くないためできるだけ早く自分の家の近くレドンドビーチのキングハーバーマリーナに持って来たい　しかしここは３５フィートのスリップに空きがない　そこでデポジットを払いウエイティングとなっている　ただこのヨットへブンの近くのボートヤード（修理屋）はレドンドビーチのボートヤードと違い何を修理させるのにも半額近くで出来るというメリットもある　そこでここに留めている間に　将来　必要となるような修理も済ませておこうと思っている

たとえばボトムペイント　まだ６ヶ月か一年はしなくて良いと言われたがすることに　また船をヤードに上げて船底をペイントしてもらうわけだ
それに２２年も経っているボート　ゆっくりと毎日見回していると修理が必要なところもかなり見つかる　フライングブリッジの油圧式ハンドルの付け根からオイルも漏れている　これもオーバーホールすることに
室内のカーペットにしても何回も見ているとこれまた汚く見えてくる　早速昨日カーペット屋に行き色を選びスペシャルオーダー　カラーはいろいろ悩んだ末ネイビーブルーに　とも子と二人で最初は”船はオモチャ”なのだから真っ赤にしようかと思ったのだが真っ赤にする勇気はなかった　それにカーペットを張る職人は誰でも同じだろうと考えていたがこれまた違った　船には船専門の職人がいるらしい　ということでカーペットのオーダーと職人との契約も済ませた
予定としては本日７日から油圧ポンプのオーバーホール　来週の火曜日１３日に船をボートヤードに上げボトムペイント　それが終る頃にはカーペットも到着するだろう　これらの間にエンジンのチューンナップもあるしーーーーーーー　とまぁ～～やることがいっぱいなのです

さらに今月の２６日の早朝からはテキサスの家に２週間の滞在予定で出発　その準備もあるし～～～～～～～

船で沖に出て優雅にランチ　なんて今のところほど遠い！！！


ところで話しはころっと変わってマーケット　今年の初めから異常とも思える値上がりであったが先週の金曜日辺りから　また昨日などは２００ドルの下げ　Ｎaｓｄａｑでは４０ドル下がった　この下がりはコレクションといいたいところだが違うと思う　やはりヨーロッパ　特に今はギリシャの先行き不安　それにこのアメリカでの選挙の行方やらワシントン（オバマ政権）のアメリカ経済に対する対策のハンドルの仕方の不透明感によるものだと思う
最近のガソリンの値上げなどがよい例　このいまの揺れ動くアメリカ経済においてガソリンの価格には政府が即刻　介入するべきのところ今日現在でも”ほったらかし”
これではトラック輸送などに頼る物流にも影響する　そうひらったく言えば頑張っている人々の”足”を引っ張ることになるのである

最近　オバマさんのＴＶ出演があまりないようにも思う　たぶん仕事ほったらかしにして１１月の大統領選挙に向け”資金集め”に奔放しているのではないかと思う　イラン　イラクも大切だろうがもっと国内で真剣に我々のために仕事してもらいたいものです