皆様 おはようございます。
8月4日(金) 鳥取の天候は本日も
毎日、毎日暑い日が続き、気温も連日35℃前後。
いささかうんざりです。
この高温は今後2週間ほど続くという予報となっており、
でも身体は夏バテなく、快調です。
昨日も午後1時頃~午後8時まで施術の連続でした。
本日の事例紹介は昨日、来店された女性の事例です。
概要
・介護施設で働く50歳の女性。 6年8か月ぶりの来店でした。
・少し前から腰痛、右足のシビレなどがあり、8月2日に整形外科で診てもらうと
「腰椎椎間板ヘルニア」であると診断され、手術を勧められたそうですが、
「手術も注射もイヤ」と伝え、帰宅されたそうです。
・しかし仕事にも行けず、痛みは続いたままであり、何とか改善したいとの思いから、
当店を思い出され来店となったのです。
・来店時は、カニの横歩きのような状態で玄関までたどり着かれ、
「疲労困憊の様子で施術室にかろうじてたどり着いた」という状況でした。
身体を診させていただくと
症状は、
①腰痛 → 腰下部が痛ダルイ感じ。 下着をはき替え、顔を洗うなどが出来ない。
就寝時の姿勢変更が辛い。
②右足のシビレ → 太腿横、右足親指
③右足に力が入らない → 車のアクセルペダルが踏めない、立ち姿勢が不安定。
視診では、
・骨盤と上半身のねじれが起こっていました。
・下半身は、右側は緩んだ状態、左側は引き締まった状態でした。
触診では、
・お尻、腰、背中、肩、太腿、ふくらはぎなどの筋肉がとても硬くなっており
細いゴボウのような筋状の筋肉が多数出来ており、押すと強い痛みを感じておられました。
・右臀部の梨状筋が短縮し、仙骨を右方向に引っ張っり骨盤の崩れを引き起こしていました。
・腰周辺の筋肉の短縮&コリが原因となり、腰がだるい&痛いなどの症状を起こしていました。
・腰椎(腰の骨)4~5番が左方向にズレ、足に向かう神経を圧迫していました。
それが原因となって、腰痛、右足のシビレ、足の筋力低下が起こっていたようです。
・また、肩甲骨周辺の筋肉(菱形筋)が短縮し、肩甲骨が背骨側に引き寄せられ、
浮き上がったような状態になっていたのです。
不調原因は、
①骨盤(仙骨)の崩れ
②腰椎のズレによる神経圧迫
③太腿、ふくらはぎの筋肉コリ
であり、「腰椎の椎間板ヘルニア」ではないと考えられました。
整形外科医の 「誤診」 と考えられました。
<お尻左右、足左右の形が異なっています。> <腰及び肩甲骨周辺の形が左右で異なっています。>
<拡大すると左右のお尻の形が異なっていることがよくわかります。>
改善施術
・お尻の筋肉(梨状筋)を緩めます。
・太腿の筋肉(ハム、大腿筋膜張筋)を緩めます。
・ふくらはぎの筋肉(ひらめ筋、腓骨筋)を緩めます。
・腰周辺の筋肉(腰方形筋)を緩めます。
・背中の筋肉(脊柱起立筋)を緩めます。
・骨盤の崩れを整えます。
・腰椎(腰の骨)のズレを整えます。
・肩甲骨周辺の筋肉(菱形筋、僧帽筋)を緩めます。
施術後の身体の状況を伺うと
・腰の痛みとだるさがなくなりました。
・足のシビレがなくなっており、足全体や足指に力が入ります。
・肩甲骨周辺がとても楽になりました。
などとおっしゃり、とても嬉しそうにされていたのです。
お帰りの際には、階段を下りる足取りも軽やかで、
「楽に歩けます」 ととても嬉しそうにされお帰りになったのです。