大和町吉田地区の、根古川支流沿いの林道を上がって行くと、小さな切り通しを
抜けます。その際に、法面から黒褐色でこぶし大の石が、転がり落ちているのを見つけました。
手に取ると、ズッシリと重く感じたので「そうか、この石はたたら製鉄の金糞なんだね。」
さらに探すと、すぐに5~6個の金糞(カナクソ)が見つかりました。
切り通しの小山は、たたら製鉄で生じた鉱滓などを積み上げたものかもしれません。
そうすると下の沢近くには、かつては製鉄作業場があったのでしょうね。
二枚とも2017.4.22撮影
このあたりには安山岩が広く分布していますから、これが風化した砂鉄が豊富に採れ、さらに
周辺の山地には森が広がっていますから、製鉄用の木炭を焼くのも容易だったのでしょう。
それで下流の集落が金取(かねとり)と、呼ばれるようになったのかもしれませんね。
2017.4.22撮影
「たたら製鉄」については、下の青文字をクリックして、参照願います。
金糞 たたら製鉄の鉱滓
抜けます。その際に、法面から黒褐色でこぶし大の石が、転がり落ちているのを見つけました。
手に取ると、ズッシリと重く感じたので「そうか、この石はたたら製鉄の金糞なんだね。」
さらに探すと、すぐに5~6個の金糞(カナクソ)が見つかりました。
切り通しの小山は、たたら製鉄で生じた鉱滓などを積み上げたものかもしれません。
そうすると下の沢近くには、かつては製鉄作業場があったのでしょうね。
二枚とも2017.4.22撮影
このあたりには安山岩が広く分布していますから、これが風化した砂鉄が豊富に採れ、さらに
周辺の山地には森が広がっていますから、製鉄用の木炭を焼くのも容易だったのでしょう。
それで下流の集落が金取(かねとり)と、呼ばれるようになったのかもしれませんね。
2017.4.22撮影
「たたら製鉄」については、下の青文字をクリックして、参照願います。
金糞 たたら製鉄の鉱滓
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます