丘陵地~山地に自生する木イチゴ類で、最も遅い時季に熟すのがエビガライチゴです。
今年はまだ出合っていなかったので、海岸のスカシユリを観察するついでに、ちょっと
寄道して観察してきました。
雄勝峠崎の林道沿いにエビガライチゴの茂みがあったのを思い出し、荒れた林道を海岸方向
へ下っていくと、山側法面下部に赤い実を付けた株を見付けました。
元々一斉に赤く熟すことはないのですが、それでもちょっと早かったようで、赤くなった実
を探して撮影してきました。
二枚とも2017.7.19撮影
この林道は急斜面に開削されたため道幅が狭く、それに周囲は樹高の高い落葉樹の森です。
それで日照時間が短く、エビガライチゴの実が熟すのも遅くなっているものと推測されます。
株数はけっこうあって、7~8株見つけましたが何れも貧弱な株で、実生りも良くありません。
これも日照不足の影響と思われます。
2017.7.19撮影
エビガライチゴは2015年の7月に観察して記事をアップしています。
属性や特徴については、下の青字をクリックして参照願います。
エビガライチゴ 強烈な棘
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