気仙沼市本吉町の馬籠地区北西部、なだらかな丘陵地に牧草地が拓かれていて、
その林際にミズキらしき実が生っています。ミズキに違いないとは思うものの、
葉が細長いので、樹木図鑑で見たクマノミズキなのかも知れません。
「クマノ」は熊野で、紀伊半島南端の地方ですね。
当然のことながら暖地ですから、その名の付いた樹木が、宮城県北に生えているとは
思いもしませんでした。ところが最近になって、道路際や雑木林の際に葉の長いミズキ
が生えているのに気付き「ひょっとしてクマノミズキかも ? 」
二枚とも2017.9.30撮影
クマノミズキの北限を調べると青森県となっていますから、やはり葉の長いミズキは
クマノミズキで間違いなかったようです。
両者の葉の付き方が違うようで、ミズキの葉が互生であるのに対し、クマノミズキは
対生するようです。ただ、私の写真では下から見上げて撮っているので、どんな付き
方なのかまでは判りませんね。
また、ミズキの花は白色ですが、クマノミズキではやや黄色味を帯びているとのこと。
2017.9.30撮影
ミズキ科ミズキ属の落葉広葉樹で、樹高8〜12mの高木。
青森以南の本州〜九州に自生するが、暖地の樹木なので北の地方では少ない。
丘陵〜山地の林内に生え、湿り気のある土質を好む。
幹は直立し、枝は放射状に斜上する。樹皮は灰黒緑色で、 縦の浅い筋がある。
若枝は緑色または赤褐色で、稜がある。
葉は枝先に集まって対生する。 葉身は卵状長楕円形で6~15cm、先端は尾状に尖り、
基部は広いくさび形。葉柄は長さ1〜3cm。全縁で、両面に白く短い伏毛がある。
花期は6月~7月で、ミズキより1ヵ月ほど遅く、枝先に葉より高く散房花序を出して、
小さい黄白色の4弁花を付ける。花弁は狭長楕円形で長さ4〜5mm。
雄しべは4個、花柱は1個。花序の枝は花時は緑色だが、果実が熟す頃には赤くなる。
果実は核果で、直径5mmほどの球形、黒紫色に熟す。核は直径3〜4mmの球形。
その林際にミズキらしき実が生っています。ミズキに違いないとは思うものの、
葉が細長いので、樹木図鑑で見たクマノミズキなのかも知れません。
「クマノ」は熊野で、紀伊半島南端の地方ですね。
当然のことながら暖地ですから、その名の付いた樹木が、宮城県北に生えているとは
思いもしませんでした。ところが最近になって、道路際や雑木林の際に葉の長いミズキ
が生えているのに気付き「ひょっとしてクマノミズキかも ? 」
二枚とも2017.9.30撮影
クマノミズキの北限を調べると青森県となっていますから、やはり葉の長いミズキは
クマノミズキで間違いなかったようです。
両者の葉の付き方が違うようで、ミズキの葉が互生であるのに対し、クマノミズキは
対生するようです。ただ、私の写真では下から見上げて撮っているので、どんな付き
方なのかまでは判りませんね。
また、ミズキの花は白色ですが、クマノミズキではやや黄色味を帯びているとのこと。
2017.9.30撮影
ミズキ科ミズキ属の落葉広葉樹で、樹高8〜12mの高木。
青森以南の本州〜九州に自生するが、暖地の樹木なので北の地方では少ない。
丘陵〜山地の林内に生え、湿り気のある土質を好む。
幹は直立し、枝は放射状に斜上する。樹皮は灰黒緑色で、 縦の浅い筋がある。
若枝は緑色または赤褐色で、稜がある。
葉は枝先に集まって対生する。 葉身は卵状長楕円形で6~15cm、先端は尾状に尖り、
基部は広いくさび形。葉柄は長さ1〜3cm。全縁で、両面に白く短い伏毛がある。
花期は6月~7月で、ミズキより1ヵ月ほど遅く、枝先に葉より高く散房花序を出して、
小さい黄白色の4弁花を付ける。花弁は狭長楕円形で長さ4〜5mm。
雄しべは4個、花柱は1個。花序の枝は花時は緑色だが、果実が熟す頃には赤くなる。
果実は核果で、直径5mmほどの球形、黒紫色に熟す。核は直径3〜4mmの球形。
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