オカトラノオ 林道端

一関市花泉町日形地区北部、丘陵上の林道をゆるやかに上がって行くと、林際の草地に白
い花穂を付けたオカトラノオが群生しています。
さらに上がった林際にも群生していますし、脇の作業道の奥にも群生しています。地下茎
を長く伸ばし、あちこちの節から地上茎を立てるので、このように群生するのでしょう。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　二枚とも2021.7.6撮影

オカトラノオの新芽や若い葉を、山菜として利用する地域があるようです。
春に採取し、茹でてよく水に晒した後、甘酢みそ和えや辛子酢味噌などにして食べるよう
で、これは新芽や若葉に酸味があることから、それを生かして調理するのでしょう。
オカトラノオは中国にも分布していて、中国では全草にむくみや月経不順などに効果があ
るとして、薬草として利用されるようです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　二枚とも2021.7.6撮影

オカトラノオは2020年の11月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。

https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/82c3e13e7f8aefcd9422e54e42bc9bd4