登米市中田町上沼地区の北東部、北上川と山に区切られた、南北に長い平地の農道
を行くと、その北端に廃屋があって、近くにトチノキが1本植えられています。
樹高は10m程度ですから、中高木と言ったところ。樹齢は40~50年でしょうか。
よく見ると、たくさんの実を付けています。トチの実は、9月中旬になると熟して、
次々と落果しますから、もう樹上で熟している頃でしょうね。
二枚とも2018.9.2撮影
トチの実は栗に似ているものの、アクが強すぎてそのままでは食べられません。
アクとは強烈な渋みであり、それはサポニンという成分によるもの。
食べるためにはアク抜きをしなければならず、それには半月以上の時間と、多くの工程を経なけ
ればなりません。縄文時代から延々と続けられている「食を得るための知恵」と言えるでしょう。
① 栃の実は天日干しして乾燥した状態で保存されています。
② 乾燥した栃の実を一週間ほど水に浸します。
③ ひとつひとつ丁寧に皮をむいてゆきます。
④ 皮をむいたあと流水にさらします。
⑤ 水がきれいになったら、およそ2時間ほど火にかけて煮ます。
⑥ 桶に栃の実、木灰、水を入れ二昼夜置きます。
⑦ 粘土状になった灰の中の栃の実はきれいな黄金色へと変わります。
⑧ 灰をきれいに落とし、さらに、ひとつひとつ丁寧に、手作業で薄皮をはがしていきます。
以上でようやく下ごしらえが終わり、ここから他の食材と混ぜて加工・調理にかかります。
栃餅ならもち米と混ぜて蒸していくわけです。
参考にした記事があり、詳しくは下の青字をクリックして、参照願います。
トチノキの実と材
2018.9.2撮影
トチノキは2016年の9月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下の青字をクリックして参照願います。
トチの実 クマの食料か
を行くと、その北端に廃屋があって、近くにトチノキが1本植えられています。
樹高は10m程度ですから、中高木と言ったところ。樹齢は40~50年でしょうか。
よく見ると、たくさんの実を付けています。トチの実は、9月中旬になると熟して、
次々と落果しますから、もう樹上で熟している頃でしょうね。
二枚とも2018.9.2撮影
トチの実は栗に似ているものの、アクが強すぎてそのままでは食べられません。
アクとは強烈な渋みであり、それはサポニンという成分によるもの。
食べるためにはアク抜きをしなければならず、それには半月以上の時間と、多くの工程を経なけ
ればなりません。縄文時代から延々と続けられている「食を得るための知恵」と言えるでしょう。
① 栃の実は天日干しして乾燥した状態で保存されています。
② 乾燥した栃の実を一週間ほど水に浸します。
③ ひとつひとつ丁寧に皮をむいてゆきます。
④ 皮をむいたあと流水にさらします。
⑤ 水がきれいになったら、およそ2時間ほど火にかけて煮ます。
⑥ 桶に栃の実、木灰、水を入れ二昼夜置きます。
⑦ 粘土状になった灰の中の栃の実はきれいな黄金色へと変わります。
⑧ 灰をきれいに落とし、さらに、ひとつひとつ丁寧に、手作業で薄皮をはがしていきます。
以上でようやく下ごしらえが終わり、ここから他の食材と混ぜて加工・調理にかかります。
栃餅ならもち米と混ぜて蒸していくわけです。
参考にした記事があり、詳しくは下の青字をクリックして、参照願います。
トチノキの実と材
2018.9.2撮影
トチノキは2016年の9月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下の青字をクリックして参照願います。
トチの実 クマの食料か
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