登米市東和町、車道から分かれて、小沢沿いの林道をゆるやかに上がって行くと、道の端
や轍の間に、淡紫色の花穂を立ちあげた植物が群生しています。シソによく似ていますが
葉表はくすんだ緑色で、葉柄や葉脈は濃紅紫色です。葉を裏返すと、葉柄と同じ濃紅紫色
でアカジソと同じ色をしています。これはレモンエゴマですね。
花後には何度か見ていますが、花期に観察するのは初めてです。
二枚とも2023.9.18撮影
しばらく林道を上がって行くと、杉林の中を行くようになり、そこにもレモンエゴマが生
えていますが、葉の色が違いますね。葉はアオジソのような緑色で、葉柄や葉脈もふつう
の緑色です。葉を裏返して見ると、こちらもふつうの緑色です。
半日陰や木漏れ日が当たるような場所では葉柄や葉裏が濃紅紫色なのに、日陰ではそれら
の部位がふつうの緑色のままです。日が当たることで濃紅紫色に変化するんですね。
二枚とも2023.9.18撮影
レモンエゴマは2021年の10月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。
https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/921ae913e755a7bb4a7f63cc8e25d2bb
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