大雪になるという天気予報だったので、病院に泊まることにした。朝病院に来る前にコンビニに寄って、チルドの天ぷらそばとおにぎりを買ってきた。午後から降り出したが、思ったほどではなくて高速道路も通行止めではなかった。夜中に大雪が積って朝の通勤が大変になるので、予定通り病院に泊まることにした。当直知室が8部屋あるが、警備室に鍵を取りに行くと、最後の一部屋。他の先生方も同じ思いだった。
昨年までは雪の時も無理して40Kmを通勤していた。高速道路が通行止めの時は普通の国道・県道を車で普段の倍の時間をかけて来ていた。電車とタクシーで行ったり、新幹線で行ったりもしていた。今年は、大雪の時は病院に泊まるか近くのホテルに泊まる方針にした。
ケアネットテレビで、ゆるやかな糖質制限食の講義が始まった。主にアメリカ糖尿病学会の話だが、エビデンスに基づいた治療方針なので、日本糖尿病学会も近いうちに認めざるを得ないのだろう。蛋白質はCCrが30ml/分以下になられければ制限しない、というより積極的に摂る。脂質も制限しないで質の良いものを摂るようにする。最近は、糖尿病の栄養指導をあまりしなくなった。昔ながらの根拠のない糖質60%の指導になってしまうためだ。これは単に日本人の平均的な栄養バランスに合わせただけのものだった。夏井先生の本には、主食と副食に分けること自体が間違っていると記載してある。極端な糖質制限はできないので、「ゆるやかな」糖質制限食というのが無難なようだ。当直用の食事が天ぷらそばとおにぎりなので、実態は全然ダメだが。