なんでも内科診療日誌

とりあえず何でも診ている内科の診療記録

岩岡秀明先生の本

2024年12月02日 | 精神科疾患

 糖尿病については、岩岡秀明先生の本を購入したり、CareNeTVの講演を視聴している。所属は船橋市立医療センターだったが、現在は鎗田病院になっている。公的病院を定年退職して、私立病院に移られたのだろう。

 ソフトな語り口で、エビデンスに基づいてわかりやすい解説をされるので人気があるらしい。CareNeTV御用達のようになっていて、前野哲博先生のCareNeTV「スペシャリストにQ!」でも、糖尿病と内分泌疾患の解説をされている。(単行本化された)

 長年編集をされている「ここが知りたい!糖尿病診療ハンドブック」(中外医学社)もVer.6になった。糖尿病の定番の本になっていて、初版の時から購入している。

 「プライマリ・ケア医のための 新糖尿病診療」は岩岡先生の単著で、ハンドブックより分かりやすい。こちらは日経メディカルの連載をまとめたものだ。

 

プライマリ・ケア医のための新・糖尿病診療

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「ねころんで読める心不全」

2024年12月01日 | 循環器疾患

 メディカ出版から「ねころんで読める」シリーズが出ている。たくさん出ていると、当たりと外れがあるが、とりあえず新刊が出ると購入するかどうか検討することにしている。

 今回「ねころんで読める心不全」が出た。大抵は書店(丸善)で内容を確認して購入を検討するが、面白そうなのでamazonで注文した。心不全治療のFantastic 4の話などが分かりやすく記載されている。

 Fantastic 4の導入は、

 SGLT2阻害薬は、基本的に最初から導入。ARNIは血圧に余裕があれば早期に導入。MRAは電解質に注意して(腎機能・血清カリウム)早めに。βブロッカーはうっ血解除後に少量から導入。となっている。

 なにしろ扱っている患者さんたちが80歳代~90歳代なので、SGLT2阻害薬はサルコべニア・フレイルの(超)高齢者に導入していいのかと思ってしまう。というか、導入を躊躇する(しない)ことが多い。

 高齢者でも体格がよい人(体重の有り余っている人)には出しているが。

  

ねころんで読める心不全:症例を通して病態を理解できる/最前線の実践知を知る

 

 「ねころんで読める緩和ケア」は書店で見てから購入検討とした。「ねころんで読めるてんかん診療」は初版が良かったので、改訂2版もamazonで購入した。てんかんの本がシリーズ中で最も良いといわれているらしい。

 

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