地域の役員をやっているので、午前中どんど焼きの櫓作りにいった。
昔は14、15日と決まっていたのに、ずいぶん早くなった。
成人の日も15日ではなくなって、なんだか重みというようなものが感じられなくなった。
小布施の安市も昔は15日だったが、一頃土日に合わせて日付は変動した。
それがまた元に戻したようだ。
やっぱり、曜日に関係なく、日にちで決まっている方がすっきりする。
誕生日や記念日が変動しないように。
その小布施の千曲川の堤防へ、走り初めに行った。
去年は、春先に1キロほど走ると脚が痺れて、立っていることすらできなかった。
脊柱管狭窄症という診断が下された。
どこに意識を置き、どこに力を入れ、どのような姿勢で走れば、脚に痺れが来ないのか探る目的もある。
5月にはカチューシャマラソンのハーフにエントリーを予定している。
堤防には積雪がなく、何人かのランナーとウォーカーがいた。
小布施橋からスタート。
良くないことだが、ウォーミングアップをする習慣がない。
ゆっくり走りだす。
気温が高めで、いつものように冷たい北風が吹きつけることもない。
出来るだけ力を抜いて体をほぐしながら走るが、2キロほど走ったところでに右脚に痺れが来た。
少し休めば回復することを既に知っている。
堤防から外れ、千曲川沿いに田舎道を走る。
最初はキロ6分30秒くらいのペース。
途中にこの像があり、ほんの少し立ち止まる。
この腕を真似、肩甲骨を開き、腕を上げ、次に下げる。肩がすっきりする。
ほんの少しだけ、世界の平和と脊柱管狭窄症の快癒を祈って、再び走り始める。
ご加護か足の調子は悪くない。
立ヶ花の橋を渡り、立ヶ花駅で折り返す。ここまで焼く4.4キロ。
立ヶ花橋の腕まで来たとき、飯山方面に向かう急行列車が来た。
近くに北陸新幹線の線路も千曲川を渡っているが、そちらの方には少しも興味がわかない。
田舎を走るローカル列車がたまらなくいとおしい。
何か自分に重ねているのかもしれない。
5キロから6キロ当たりではキロ5分台のペース。
次第に雨が強まってきたが、寒さは感じない。
ゴールの小布施橋に着いた時、ランニングウォッチはキロ6分01秒、走行距離9.02キロを示していた。
2018年の走り初めはこのようにして終わった。
基本的にランナーではないという意識がある。
だから、そんなに自分を追い込まなくて済む。
楽しみながらやることが一番だ。