白樺小舎便り(しらかばごやだより)

北信濃の田舎暮らしの日々

走り初め

2018年01月08日 21時36分10秒 | 日記

地域の役員をやっているので、午前中どんど焼きの櫓作りにいった。

昔は14、15日と決まっていたのに、ずいぶん早くなった。

成人の日も15日ではなくなって、なんだか重みというようなものが感じられなくなった。

小布施の安市も昔は15日だったが、一頃土日に合わせて日付は変動した。

それがまた元に戻したようだ。

やっぱり、曜日に関係なく、日にちで決まっている方がすっきりする。

誕生日や記念日が変動しないように。

その小布施の千曲川の堤防へ、走り初めに行った。

去年は、春先に1キロほど走ると脚が痺れて、立っていることすらできなかった。

脊柱管狭窄症という診断が下された。

どこに意識を置き、どこに力を入れ、どのような姿勢で走れば、脚に痺れが来ないのか探る目的もある。

5月にはカチューシャマラソンのハーフにエントリーを予定している。

堤防には積雪がなく、何人かのランナーとウォーカーがいた。

小布施橋からスタート。

良くないことだが、ウォーミングアップをする習慣がない。

ゆっくり走りだす。

気温が高めで、いつものように冷たい北風が吹きつけることもない。

出来るだけ力を抜いて体をほぐしながら走るが、2キロほど走ったところでに右脚に痺れが来た。

少し休めば回復することを既に知っている。

堤防から外れ、千曲川沿いに田舎道を走る。

最初はキロ6分30秒くらいのペース。

途中にこの像があり、ほんの少し立ち止まる。

この腕を真似、肩甲骨を開き、腕を上げ、次に下げる。肩がすっきりする。

ほんの少しだけ、世界の平和と脊柱管狭窄症の快癒を祈って、再び走り始める。

ご加護か足の調子は悪くない。

立ヶ花の橋を渡り、立ヶ花駅で折り返す。ここまで焼く4.4キロ。

立ヶ花橋の腕まで来たとき、飯山方面に向かう急行列車が来た。

近くに北陸新幹線の線路も千曲川を渡っているが、そちらの方には少しも興味がわかない。

田舎を走るローカル列車がたまらなくいとおしい。

何か自分に重ねているのかもしれない。

5キロから6キロ当たりではキロ5分台のペース。

次第に雨が強まってきたが、寒さは感じない。

ゴールの小布施橋に着いた時、ランニングウォッチはキロ6分01秒、走行距離9.02キロを示していた。

2018年の走り初めはこのようにして終わった。

基本的にランナーではないという意識がある。

だから、そんなに自分を追い込まなくて済む。

楽しみながらやることが一番だ。