庭先の、去年接ぎ木したリンゴの芽も膨らんできた。
寒さの中、自然は着々と春の準備をしているんだなあ。
おいらも負けてはいられない。
かみさんを誘って、千曲川の堤防に行ってみた。
車のわだち部分だけが雪が融けていた。
空気は冷たかったが、風もなく、日差しもあった。
かみさんは今年初の堤防ランニング。
5月のカチューシャマラソンの5kmにエントリーを予定している。
堤防の往復が5kmと少しなので、ちょうどよい練習場所だ。
おいらはおいらで、マイペースで走り出す。
少し前から取り組んでいるピッチ180以上/分の走りを身に付ける課題がある。
雪が融けて氷になっている部分もある。
滑って転ぶと大変なので、蹴らないように、ブレーキを掛けないように、忍者走り(ペンギン走り?)で走る。
これまでのようにストライドを大きくしないので、雪や氷の道でも走れる。
この堤防まで来ると前山が邪魔をして北信五岳が裾までは見えなくなるが、家から堤防に行く途中はよく見える。
一週間ほど走らなかったが、ピッチを刻むリズムは体になじんできたようだ。
以前は足先を意識しすぎて、踏み出す足のスピードをうまくコントロールできなかった。
付け根より最先端のスピードの方が何倍も速い。
そこで、膝から上のももに意識を持って行き、それを動かす基準にしたら、そんなに速いとは感じなくなった。
意識の持ち方でこんなにも変わるのだなあと、この歳で新しい発見。
北陸新幹線の橋の下をくぐれば、立ヶ花橋が見えてくる。
その橋を渡ったところに立ヶ花駅がある。
その無人駅のホームの一番奥まで行けば、4.5kmの距離になる。
絵金待合室でしばし休憩を取りながら、そこに二人のおばさんと話をする。
そのおばさんも、立ヶ花から小布施橋までのウォーキングを日課にしているという。
やっぱり体動かすのはいいねえ、と笑う。
田舎の駅ののどかな風景。
帰路、橋を渡ったところで立ち往生している軽トラを発見。
おじいさんが運転していて、クラッチが繋がらなくなり、救援に来たというもう一人のおじいさんが軽トラを押していたので、手を貸して押してあげた。脇道によけて後でもう一台の軽トラでけん引するという。
おいらも若くはないけれど、田舎ではもっと年配の人が普通に暮らしている。
助け合わなければ生きてなんか行けない。
結果を見ると、雪道でも雪のないときでもほとんど変わりがないではないか。
ピッチも185/分をしっかり刻んでいた。
もしかするとおいらは悪路の方があっているのかもしれない。
それにしても、雪のないときでも変わりがないというのはちょっと情けない気もしないでもない。まあいいか。
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本日の走行距離 9.18km 1月の走行距離 101.37km 本年の走行距離 101.37km
恐怖の30日チャレンジスクワット 7巡 6日目 105回
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