白樺小舎便り(しらかばごやだより)

北信濃の田舎暮らしの日々

旅の計画

2018年01月17日 22時46分16秒 | 街道歩き

東こまかい海道を歩き終えた今、次の旅をしたくて目標を甲州街道(甲州道中44次)に定めた。

下諏訪から日本橋までの210.8kmの行程だ。

東海道に比べるとわが家からの交通の便がいい。

旅立ちの日をこの20日と定めて、こまかいルートやら時間の設定をしている。

最初の予定は車で下諏訪まで行き、中山道との分岐点から歩き始める。

上諏訪を越え、金沢宿の先にあるすずらんの里駅までおよそ22kmを歩く。

JR中央線で下諏訪駅まで戻り、車で帰宅する。

しばらくは日帰り旅で間に合うだろう。

この季節、日本海側の気候と太平洋側のはざまにあるこの地では、明るかったり暗かったりするのだが、

下諏訪から甲州にかけては太平洋側の気候は勝り、ずいぶん明るい感じがする。

諏訪湖も今年は氷が張って、もしかすると久しぶりの御神渡りが出現するかもしれない。

この旅は青春18切符を使わなくても何とかなるし、東京近辺に近づくまでは日帰りも不可能ではない。

今年中には完歩したいものだ。

 

雨の日だったので、久しぶりにプールに行った。

平泳ぎ、クロール、あおむけに浮かんでのカエル足泳法、水中ウォーキングを少しずつやって、合計40分ほどプールに入っていた。

泳ぎも実際にやってみると、余分な力が入るのか結構疲れるものだ。

あまり長くやってプール嫌いになるといけないので、早めに切り上げる。

子供の頃は、夏休みの間中プールで遊んでいたものだ。

休みの日が次第に残り少なくなり、空があまりにも青く、雲がくっきりと白いことに何かしら言いようのない不安を感じていたあの日々。あれはいったい何だったのだろう。やり残した宿題のせいばかりではなく、あまりにも単純すぎる風景の中で、漠然とした将来への不安を感じていたのかもしれない。

友達と潜って石を拾う遊びやボール投げなどをして遊んでいて、休憩の時間になり、プールサイトに上がると、どの場所にいても決まって向かい側のサイドに同じ女の子が座っていることにいつか気が付いた。

だが、僕は気が付かないふりをしていた。

そんなことなどを、取り留めもなく思い出す。もう半世紀も昔のことだ。

みんなあれからどんなふうに人生を生きたのだろうか。

年月の過ぎるのは早いものだ。

阪神淡路大震災の日からもう23年が過ぎる。

復興は進んでいるのだろうか。

いつか神戸の街も訪れてみようと思っている。

この1995年は地下鉄サリン事件も起きた。

1998年の長野オリンピックからも、ついこの間だと思っていたが20年が過ぎる。

僕も爺さんになるわけだ。

爺さんは爺さんなりにがんばろう。