ふと、ベランダでビオトープを作ってみようと思い立った。
ネットで調べると大勢の方が実践されていてやり方が大体わかった。
メダカを入れてボウフラ対策をするのがポイントみたいだが、冬は冬眠
するらしい。
店から買ってきて寒いベランダで一冬冬眠させるのもかわいそうなので
メダカは来年入れることとする(ボウフラもこの時期はわかないし)。
以前、多肉植物の避寒用に買った小型の水槽に沸かした水道水を入れ
赤玉土を入れる。
やっぱりエビとか貝くらいは入れたいので、近所の池にペットボトルで作った
セルビンを沈め(これもネットで作り方を知った)、ホームセンターで水草
を買ってきた(カボンバという種類を2本。丈夫で魚の餌にもなると書いて
あった)。
浮き草は売ってなかった。
帰りにセルビンを覗いたが何も入ってないのでがっかり。再度池にほうり
込む。ネットに書いてあったとおり、魚肉ソーセージと小麦粉を水で練った
ものを入れたのだが、やはり季節が悪いのだろう。
池の周りにはススキみたいなのがたくさん倒れて水に浸かっている。
所々に水面が見えているが、一部緑色のところがあってよく見ると小さな
浮き草がびっしり密集している。
少し採集して持って帰り水槽に入れた。
ネットで調べると、ミジンコウキクサという種類のようだ。
子供のころに夏休みに遊びに行った母方の田舎にはコンクリで作った
小さな池があり、底にはねっとりとした泥が堆積し、網ですくうと赤い
イトミミズがワサワサでてきた。
アメンボ、ヤゴ、ガムシ、ミズカマキリ等がいて、タイコモチなんかもいた。
タガメはその池にはいなかった。ゲンゴロウは小型のものがごくまれに見
られる貴重なVIPだった。
思えばいい環境でそだててもらったもんである。
あの池の小型版を再現してみたい。
追記:タイコモチではなくてタイコウチ