本を読むのが遅くなっている。
頭の回転が遅くなっているのだ。
この薄い新書本を、まだ読了できていない。
なんかとんでもないことが起きているようなことが書いてあるけど、本当なのだろうか。
この本を読んでると、アメリカは既にディストピアと化しているように思われる。
親戚でアメリカで働いていて、帰国した人がいるけど実際どうなのか聞いてみたい。
農業の工業化、刑務所産業、教育の民営化、どれを読んでも昔SF小説で読んだ悪夢的社会が、今アメリカで現出しているらしい。
本書によれば、オバマもブッシュも民主党も共和党も大企業の手先ということみたい。
こういう本を書く人は大体、民主党よりの主張をするもんだが、この人はそうじゃないので、あるていどニュートラルなのではないかと思う。
これが本当なら、こんな国とまともに付き合ってたら、我が国もおかしくなる。TPPとかもってのほか。衣食住というが、食を押さえ込まれたら、ひれ伏すしかない。
アメリカに頼らずに自立できる国体を作らないといけない。
具体的には国軍の設立、日米安保の破棄。
アメリカ頼りの国防を自立させる必要がある。
しかし、本書で批判されている多国籍企業のやっている事は焼き畑農業ではないだろうか。
庶民の持っているものを、むしりとって一時的に黒字を出したとしても、そのあとに種をまいてないから何も生えてこないと思うのだが、何を考えているのだろうか。