俳優のショーン・ペンが監督した作品。
良い映画だった。
父親との不仲から、大学を出たのに家出をして放浪の旅に出る青年。
上っ面しか見てないからうまく言えない。
追記
自分と少し似ている。
けど異なる部分もあって、主人公は人に好かれる。
彼が出会う人たちが皆いい人。
最初に観たときは展開がスローで途中で投げ出したのだが、ふと見直したら徐々に引き込まれた。
ヒッピーのカップル。
女性の方は家を捨てて放浪する主人公に、親に連絡しなさい、と諭す。
彼女の子供も家を捨て音信不通となって2年になるのだ。
孤独な老人
出征中に妻子を事故で無くし、以来一人で仕事だけの生活を送っている。
しかし、心は開かれていて、街で水を買って歩いている主人公に声をかけて車に乗せる。
彼は養子にならないか、と主人公に提案する。
主人公はしかし拒絶する。
主人公の、自然の中で煩わしい人間関係から離脱して暮らしたい、という理想はわかるし、それを諭されてもうなずけない意地もわかる。
けど、本当は諭されたことの方が正しいのだ。
主人公はそれに気づいたのだが、食あたりで体力を失い、人のいるところまで帰れなくなる。