那須太社 錦輔 の日記

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光の王 ロジャー・ゼラズニィ

2021-11-15 23:13:12 | 読書感想文

もう何十年も前に、たぶん高校生の頃初めて読んで、今でも大好きな小説。

久しぶりに読み返したら、良いフレーズがあった。

P377 「戦いの朝は、虫に刺された処女の太腿のような薄紅色に開けた。」

 

ハリウッドはコンテンツ不足でアメコミとか、我が国のコミックの映画化に忙しいようだが、こういう素晴らしい作品があるのだから、映像化すればいいのに、と思うのだが。

宗教がからむストーリーは世界市場で展開するハリウッドでは映画化は難しいのかな~

 

ちょっと検索したら、リルドのエピソードが好きだというブログがヒットした。

私も賛成。

エピソードを積み重ねたオムニバス形式の物語だが、リルドの物語のくだりが一番好きだ。

あと、最終盤にニルリティが、「幸いなるかな…」と聖書の一節を口ずさみながら落命するシーンも良い。

 

コメント
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