暇に飽かせて、Googleマップを眺めていたのだが、ニューヨークを流れるハドソン川とカナダのセントローレス川って源流はつながってそうでつながってないのかな、とGoogleで何か書いてないか検索していたら、サスケハナ川という川がひっかかった。
この河はニューヨーク州の
Otsego Lake
という湖が源流で、緯度はオールバーニーの少し南位、経度はやや西になるがそこから大きく蛇行しながら南に向かっていき、メリーランド州のボルティモアの北方でチェサピーク湾の最奥部に注ぎこむ。
その東側にはデラウェア川があって、やはり蛇行しながらフィラデルフィアでデラウェア湾に流れ込む。
逆の方向にたどると、中流域でウェスト・ブランチ・サスケノハナ川と言う川と分岐し、ペンシルバニア州のピッツバーグの手前までたどりつく。
もうすこし西に進んでピッツバーグまで行くと、この都市はオハイオ川がアレゲニー川とモノンガヒラ川とに分岐する地点であり、オハイオ川を下っていくとテネシー州メンフィスの手前でミシシッピ川と合流する。さらにその地点からミシシッピ川を少し遡上するとミズーリ州のセントルイスでミシシッピ川はミズーリ川と分岐する。
サスケハナ川もデラウェア川もGoogleマップで見ると近いところを流れていて、源流は五大湖ではないかと思うのだがそうではないようだ。
おそらくニューヨーク州とペンシルバニア州の間の地域は結構な山地で土地の凹凸が複雑にからんでいるのだろうな、と思った。
また暇なときにじっくりとGoogleマップ上で辿ってみたい。