NASナビゲーターを開くとフォルダが一つある。
それを開くと、info、 share、 USB、の3つのフォルダがある。
最初のフォルダを開かず、右クリックすると、メニューの中にWeb設定を開く、があるのでそれを開く。
バックアップの設定は
完全
増分
差分
の3種類。
完全だとバックアップの都度、新しく丸ごとバックアップファイルを「追加」するので、バックアップストレージを圧迫する。
増分は最初にフルバックアップをしたあと、増えた分だけ追加する。削除したものは削除しない。
差分は最初にフルバックアップをしたあと、増えた分と削除した分をバックアップに反映する。
現状は差分で利用中。
設定でTrushboxを「有り」にすると、NASから削除したものは完全削除されないで、Trushboxに保存される。
Trushboxは単なるフォルダなので、削除してTrushboxにファイルが入ると、「増分」になる。
ゴミ箱はバックアップしない、という設定があって、現在はそれを有効にしている。
そうすると差分であってもTrushboxの中身はバックアップされなくなる。
その場合、削除したファイルがどうなるかというと、NASから削除したものは、Trushboxに入る。
Trushboxはバックアップされないので、Trushboxから人力で削除したファイルは完全削除となる。バックアップ先には残らない。
完全バックアップの際は、バックアップの度に日付のついた新しいフォルダがバックアップ先に作成される。
差分バックアップの際は、最初に振るバックアップした時のフォルダをずっと使いまわす。フォルダ名はリネームされない。
バックアップログを作成する、という設定を有効にすると、バックアップ実行のたびに日付がファイル名になったテキストファイルがNASのルートディレクトリに作成される。
バックアップが何らかの理由で上手くいかなかった場合、ログファイルから解析できる可能性がある。
バックアップログが作成されていない場合、バックアップが実行されなかった、と考えて良い。
サーバーとか全く分からないが、かなり良く考えて作られているような気がする。
NASとバックアップ用のUSB/HDDを合わせても5万円もしない。
電話サポートもそんなに待たされること無く出てくれるし、たいしたものである。
UPSとバックアップ用HDDがトレードオフなのが難点かなぁ。USBの口が1個しかついてないので、どちらか択一になる。
買ったのが去年の春なので、USBが二つあるタイプも出ているかなぁ。
それとも上位機種のテラステーション買ってくださいネ、ということになるのかな。