ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
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 樋口誠

熟成の必要性

2012年09月07日 02時09分33秒 | ワインの事

一生に一度飲めるかどうか、と言う価格のワインは飲み頃=熟成を見極めなければ価格に見合った味わいを得るのは難しい、というのは確かにそうかも知れません。

何しろ価格の分、色々な要素が一瓶に詰まっているはずなのに、若いうちに飲むと、そのかたまりが開かずに縮こまっている、と言う状態だからです。つまり価格の半分も楽しめない、という事になります。

でも、見極めはソムリエでも難しいものですね。

しかし、数千円までの酒屋価格なら、その辺はむしろ気にせず、料理との相性によっては若すぎるほうが良い、という事もあります。

例えば強い肉や青魚には若い色素やタンニンが生きている方が良かったりします。

多くの日常の料理はシンプルだけど強い味付けを添えます。ウスターソースは、勿論醤油もそうですね。或いは揚げ物、煮物も決してシンプルではありません。

若いワインの出番は多いのです。

そむりえ亭では一部のワインは「そこそこ」熟した物を開けていますが多くのワインは若めです。

それでいいと思っています。

皆さんも料理と合わせる日常ワインに御苦労なさっているかと思いますが、若いうちに飲んで問題ないケースが多いと思ってください。

勿論、デキャンタする、とか抜栓後しばらく待つ、とかいう事は重要ではありますが、若いワイン安らではの効能を上手に生かしてくださいね。

「えっ、どうやって?」と言う方は、どうぞ、そむりえ亭に覗きに来てくださいね。

そんなに難しくないことが判ります。

遠慮なくしつもんしてくださいね!!

お待ちしています!!!!