昔の事です。
セミナーに大先輩が講師をされておりました。
突然「な~~にも勉強してねえな!!!てめえら!!!」って位の剣幕で怒鳴られました。
全員に対してです。
何に対してかと言うと「全て」と言えば「全て」なんでしょうが、その時のお話の流れで「水が美味しく感じる温度」について話をしている時でしたので「温度に関する理解」という事が引き金だったと思います。
で、皆さん、水は何度位が美味しいと思いますか?
講師曰く「人間の体温に25度足した温度、或いは引いた温度」なんだそうです。
つまり71度72度辺りが温かくて美味しい。
また11度12度位が冷たくて美味しい。
なるほど!!!!!!
と思ったものです。
熱さだけを求めると80度でも良いのかも知れませんし、65度でもそこそこ熱く感じます。
灼熱の夏に汗だくのときは、もっと冷たい温度を求めるかもしれませんし、冬は15度でも冷たく感じるでしょうね。
その他、湿度も影響しますし、また「水だけ」でない茶やコーヒー、ビールやワインでは感じ方が違う、という事もあります。
しかし確かに水は体温±25度というのは当たっていますね。
どうぞ、皆さんも実験してみてください。
で、そこから要素(酸、タンニン、糖、ガス‥)によって美味しい温度を調節すると面白いものです。
25度。
今でも忘れないセミナーです。