ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
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 樋口誠

ワインの温度設定(真冬版)

2016年12月29日 02時10分03秒 | ワインの事
季節によってワインの温度設定方法を少しづつ変えるのは当然のことです。


店のエアコンは効いているようで夏は暑く、冬は寒いのです。

同じ設定ですと夏はぬるく、冬は冷たくなるのです。


ですのでセラーに入れている段階で夏は低め、冬は高めにしておく、氷の量を調整する、こまめにボトル毎の状態をチェックするなどの方策が必要なのです。

現実には「ぴったり合わせる」というのは至難の業です。

しかもお客様の飲む速度によっては設定どおりでなくなったりするのですから、

冬なら「やや高め」に、夏なら「やや低め」に設定しておくとグラス半ばで「いい感じ」になるはず・・・・・です。


或いは、注ぎ方やデキャンタで温度の上下をコントロールしたり

或いは次ぐ量の調整でコントロールもできます。



こういうことはコンクールでも問われたりすることですね。



しかし大事なことは「ぴったり」はないのですから、ソムリエの仕事として「温度の意図の簡単な説明」と「少しずれているかも」的な心理操作は必要ですね。

今日の早朝の気温は大阪で1度。

今季最低です。


お客様に良い温度に近づけてサーブ出来るように頑張って調整しますね!



ちなみに申し訳ありませんが、今日は1回転と3組のご予約を頂戴しています。


現状では次の予約は想定の中にありません。

どうぞ御容赦いただけますように・・・・・・・



                   樋口誠