ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
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 樋口誠

続「年齢というか、熟成というか」

2016年12月11日 02時10分24秒 | ちょっと休憩
先日「年齢というか、熟成というか」という事を書きました。

主にワインに関わることです。


今日は人間の年齢や熟成に関してです。

例えば同じ場所で同じ様な気候で育ったワインは同じワインとして扱われるかというとそうでもありません。

30年前のアルコール13度は「中程度」と言われたのに今では「低め」と捉えられますし

当時は出回っていなかった国のワインに慣れた口にはフランスのワインが「頼りない」と感じる人もいます。

同じであって同じでない、のです。

人も同じです。

私の前後の年齢の人には上に団塊世代がいて、下に団塊ジュニアのグループがいます。

沢山の先輩や上司に教えられ、沢山の後輩や部下に支えられています。

色々な意味で恵まれた環境です。

逆に努力とは別に成績が上がった「勘違い」の世代でもあるのです。



しかし74年生まれ(団塊ジュニア)以降の人には「後輩や部下」の人口が足りません。

「入社してもずっと下働きが続いた」という人がたくさんいるわけです。

恵まれていない反面「不景気の厳しさ」や「自分でやらねば・・」という気持ちが育ったり・・・・


能力は同じでも立場や環境は大いに異なる。

或いは「鍛えられる箇所が違ってくる」のですね。


勿論、十人十色です。

どちらが良いとは言えません。

しかし、先輩や上司と呼ばれる人は後輩や部下の「ヴィンテージ」と良く知らねばならないのです。


私が出来ているとは言いません。

むしろ出来ていないのでしょう。


年齢と熟成

自分も含め、じっくりと見て過ごしたいと思います。


           樋口誠