ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
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 樋口誠

そむりえ亭はそろそろエアコン。そしてワインの扱い。

2020年06月06日 00時11分41秒 | ワインの事
昨日は沢山のお人数にお入り頂きました。

同時に気温も湿度もちょっと暑さが厳しくなりました。

よって、自宅ではまだ我慢していますが、店ではエアコンのスイッチオン。

今後も日によってはスイッチを入れずに済む日を期待しますが、ま、仕方のない事です。


さて、こういう時期=エアコンの暖房と冷房の使用を検討する時期=には毎度ワインの扱いの話を書いています。

つまり冬から春にかけての扱いと、夏の扱いは微調整が必要ということです。

細かく言うと「日々」微調整が必要なのだろうと思いますが(笑)

1:良く冷やす白ワインを入れるワインクーラーの氷は解けにくい大き目のものにしたり、溶けても直ぐに上から足せる製氷力が必要。

2:赤ワインも冬場より1度2度低めで設定し、その後の温度上昇を見越す。

3:そむりえ亭の場合、グラスワイン用の赤と白の設定温度高めのものを木箱で管理しますが、その木箱内の温度管理を頻繁にする。

4:グラスに次ぐタイミングを若干遅らせ、温くなるのを防ぐ。

などなど、小さな事の積み重ねで最適温を意識します。

勿論、お客様の飲まれる速度や、注ぐグラスの形状によっても小細工が必要です。

エアコンの変わり目はワインサービスも少し工夫をしたいものです。

少なくても「真夏」に到達するまでには、自分の店の「ミクロクリマ」を理解して取り組みましょう。


         樋口誠