食後酒率

本題の前に・・・

今日14日は昨日夕方のFBなどで書いていましたが「予約が無ければ休む」がありがたい事に「予約が入ったので営業します」に替わりました。
ありがとうございます。


さて、本題です。

甘いワインやブランデー類は洋の食後の花形です。

貴腐ワイン、酒精強化ワイン、陰干しワイン、コニャック、アルマニャック、グラッパ、オードヴィ・ド・フリュイetc

様々なものがあります。

そむりえ亭でも常時数種類以上揃えています。


しかし、残念なことに輸入元さん等の話を聞く限りでは「多くの店では殆ど売れていないようだ）というのです。

結果として輸入元での在庫が少なく「品切れです」ってことも多くなるわけです。


そむりえ亭では実はかなり楽しんで頂いておりまして、半分以上のお客様にお注ぎしています。

つまり、発注のペースもそこそこな訳です。


これは他の店の若い人に聞いた話ですが「いやあ、食後酒は飲まないお客様が多い」と思い込んでいます。

実は「あれば楽しみたい」というお客様が多いのに、です。


ちなみに私の勧め方ですが、決して具体的な名前を出しては勧めません。

「なんか、もうちょい飲みます？」「足りてます？」

です。

そして、決して「単価up」を意識してはいけません。

あくまでも「お客様が満足したろうか？」「足りているだろうか？」です。


どうぞ、お客様は「食の楽しみ、食の締めくくり」に「何か食後酒を勧めてよ」と・・・

そして飲食店の方は「なんか、もうちょい飲みます？」と2秒もかからない言葉を投げかけてください。


あ、そむりえ亭でのサーブの仕方は遠慮なく観に来てください。

「なるほど！」「そういうやり方もあるんやな」と思っていただければ幸いです。

「食後酒率」が上がることを楽しみにしています。


　　　　　　　　　　　樋口誠