ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
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 樋口誠

飛沫防止に関する樋口の考え

2020年12月10日 00時22分03秒 | コロナ
先日、InstagramとFacebookにて弊店における4代目マウスシールドをご紹介しました。

徐々に機能が上がってきているように感じての購入です。

ただ、多くのニュースや論文で「マウスシールドの効果は限定的」と出ていますし、自身も「完璧ではない」とは自覚しているのです。

飛沫やエアロゾルは「1割程度しか押さえられない」とも出ています。

この実験の設定は近距離(60センチ幅のテーブル)でのようです。

理科学研究所の最新コンピューター「富岳」による映像等でも紹介されいていますね。

その中で・・・

1:1メートル以上離れると飛沫量は劇的に下がる

2:適切なシールドをすると三分の一程度に軽減できる

3:その上で換気をすることで効果は上がる

4:湿度を上げることで飛沫距離は下がる

また、シールドに関しては・・・

A:一般的な縦5センチ、横18センチのものは多くを望めない

B:鼻から顎下までをカバーするもので上下の空間が狭ければ効果は上がる
(理化学研究所とサントリーさんの共同開発で最近発表されたものも同様です)

というような事も検証されています。

「完璧な対策はない」と承知しています。

しかも、一番効果的なはずのマスクはそむりえ亭では営業中に使っていません。

声が籠ること、話しにくいこと、口元が見えないことなどが理由です。


ですので、弊店としては新型のマウスシールドで飛散量を抑え、距離を取り(カウンターでは私とお客様の距離は1メートルを超え、テーブルでのゲスト間の距離も1メートル以上)を取って、更に加湿器を2台回して、ご案内します。

カウンターも同じグループの椅子間隔は通常にして、違うグループの場合は充分空けてご案内しています。(12月3日以降)
(カウンターで同じグループの席間隔を空けるとむしろ声が大きくなる、という検証結果も踏まえています)


私は専門家ではありませんし、科学的な知見は持ち合わせておりませんが、そむりえ亭の客層の「大人なふるまい」なら上記で対処できるのではないか?と信じたいのです。

そういう意味で、もし騒がしい=飛沫並びにエアロゾルを拡散しそうな=グループにはお声がけをさせていただきますこと、ご容赦頂きたいと思います。

また、SNS用に私(従業員)を含めてお写真を撮られる方が少なくありませんが、少なくても私や従業員はマウスシールドを外すことはしません。

出来ればお客様もマスクを装着されるか、顔を近づけない形での撮影をお願いしたいと思います。(これまでも可能な限り離れて写ってきたつもりです)


勿論、これが終着点ではありませんので、今後の動向や新しい「もの」を見つけながら進んで参ります。


さて今日10日~15日は予約が僅かながら入っています。(14日は既定の休み)

キャンセルが無ければ間違いなく営業いたしますので宜しくお願いいたします。


           樋口誠