「俺はもう何十年とやっているから大丈夫」
「この仕事は身に沁みついているから、いつでも発揮できる」
「そんなのお茶の子さいさいやで」
と・・・・
思ってはいても、人間の体や脳はそうはいかないものです。
ベテランになればなるほど、ブランクの怖さは襲ってきます。
通常の生活の中でも「異動」「引っ越し」「病気療養」等のブランクやそれに類するものはありますね。
思い通りに行かないことにいら立ちを経験した人は少なくないのです。
コロナもそう言う環境を生み出します。
ブランクとは言わないかもしれませんが、お客様の少ない状況に慣れてしまうと「いざ」という時に私は動けるのか?
この状況の中で気が付けばダジャレが少なくなっていないか?
従業員を交代で休ませてモチベーションは維持しているか?
こういう時のスキルの維持は意識しないと衰えるのは間違いありません。
42年もこの仕事をしていますが、それに対する解決策は未だ持ち合わせていません。
医療の現場などの様に想像を絶する忙しさや緊張感に疲弊している仕事もあれば、私達?の様にヒマさに苛まれる仕事。
何が良いのか?
スキルを落とさない様に考える日々です。
樋口誠