ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
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 樋口誠

待ち過ぎ

2023年04月21日 01時34分15秒 | ワインの事
そむりえ亭では殆どの場合、ワインはグラスでの提供です。

しかし、稀にボトルでお出しすることがありますし、私は元々ホテルのソムリエでしたので散々ボトルで開けてきました。

その経験の中で「待ち過ぎたワイン」「寝かせ過ぎたワイン」を多々経験しています。

例えば有名なDRCのワイン。

略さずに書くと「ドメーヌ ド ラ ロマネコンティ」社のもの。

なにしろ高額ですから「寝かせて本領を発揮するまで待とう」というのが多くの方の考えるところ。

しかし、1953年、1959年、1961年、1964年、1969年、1970年、1971年などは20年から40年熟成したものを開けていましたが、若い内に飲むより「落ち着き過ぎ」であったり、「少し峠を過ぎている」状態だったりしました。

78年以降は毎ヴィンテージを開けていますが比較的若い内に開けることが多く、実は後悔したことが無いんです。

その感覚も人それぞれかもしれません。

ま、私はそう感じている、ということです。

それに比べてボルドー等は「長熟」と言われ、ヴィンテージによっては「待つに値する」というのもあります。

それは判断の難しいことでもありますが、待ち過ぎて後悔するより、早過ぎた場合は「また買うチャンス」があるわけですから・・・・

そむりえ亭で通常使うワインはグラスで提供するので「若め」ですが、時にボトルでお出しする時(条件があります)には、その辺をご相談頂ければ体験頂けると思います。

「特別なお祝い」とか「お人数が6名程度揃いそうなとき」等はお声がけください。


さて今日21日はお休みです。

明日22日以降も満席の日はありませんので宜しくお願いいたします。


            樋口誠

走る、漕ぐ、泳ぐ

2023年04月21日 00時31分55秒 | ちょっと休憩
コロナ禍で封印されていた個人参加のスポーツ大会。

ぼちぼちと開かれていますね。

マラソン大会に出られるお客様は以前からかなりいらっしゃいましたが「コロナで走り方を忘れてもおた」とか「もう自信ないわ」と言いながらも楽しそうに練習されているようです。

また「淡一」(あわいち)とか「琵琶一」(びわいち)等、自転車を漕ぎまくる人も・・・・(しかも高級車で)

それもすごいのですが、その全部を一気に走り抜けるトライアスロンにチャレンジする人も少なくありません。

先日などは「世界大会に出ることになっちゃった」と笑いながら仰る強者もいらっしゃる。

私は大枚をはたかれても出ることはありませんが、皆さんの元気な行動には応援をしたいと思います。

そういえば・・・

コロナ禍前はよくお越しだった「マラソンや自転車をお好きだった方」のお姿を最近お見掛けしていないなあ・・・などと思い出しました。

そむりえ亭へのご来店も待ち遠しいのですが、お元気に走られたり、漕ぎまくられたりされていることを願います。


            樋口誠