というと小中高のクラスの先生を思い浮かべます。
数年に一度の同窓会で出席されていると嬉しいものです。
が、この仕事をしていると「タンニンの先生」にお世話になることが多いのです。
「おい、俺=タンニンはあの食材のこの部分と合わせてくれ」
「おはぎには麦茶やなくて渋茶=タンニンやろ」
「苦い食べ物と俺を合わせてみい。苦さ転じて甘なるねん」
等々・・・
担任の先生も歳を重ねると柔らかくなるように、タンニンの先生も「ガッチガチ」から「まろやかな」先生になる。
どのタイミングで使うかは生徒の成長の証しかな、と思います。
どうぞ皆さんも「タンニンの先生」を可愛がってあげて頂けることを願います。
あ、若いご同業の方、そむりえ亭で実験しにお越しください。
樋口誠