「春にはロゼ」「暑い夏には冷やした白」「凍える冬はほっこりした赤」という概念。
消費者にも、ソムリエにも、中に入る流通の人にも「その概念」があるようです。
しかし、私は一貫して「ワインに季節性はない」と言っています。
食べるものを思い返すと解ります。
暑い夏は「さっぱりと冷たいものを食したい」と思いきや「焼肉でスタミナつけよう」「鰻で精をつけよう」
寒い冬に「こってりを食したい」ばかりでなく「鍋でもさっぱりテッチリ」「焼肉よりしゃぶしゃぶ」
季節に縛られるのは勿体無く、赤白ロゼ泡オレンジと色々なワインを楽しみたいものです。
と言いながら、実はこの季節に私が多用するワイン。
ネッビオーロ系=バローロやバルバレスコです。
あの「歯茎にガシガシする感じ」と「鳥系ジビエ」の相性は堪りません。
先日までお出ししていた「ベルドロ・ルージュ」(赤い山鶉)には少々ワインが強く感じましたが、今日明日にお出しする「ペルドロ・グリ」(灰色山鶉)は野性味たっぷりでいい相性を見せてくれると思います。
また暫くしてお出しする「千葉産網獲り鴨」にもバッチリ。
(入荷日未定です)
数日内に到着の「月の輪熊」には別のワインを考えます。
楽しいですね。
さて今日16日から19日迄(20日はお休み)は充分に空いています。
お待ちしています。
樋口誠
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