ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
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 樋口誠

ワインの「季節性」

2024年11月16日 02時41分31秒 | ワインの事
「春にはロゼ」「暑い夏には冷やした白」「凍える冬はほっこりした赤」という概念。

消費者にも、ソムリエにも、中に入る流通の人にも「その概念」があるようです。

しかし、私は一貫して「ワインに季節性はない」と言っています。

食べるものを思い返すと解ります。

暑い夏は「さっぱりと冷たいものを食したい」と思いきや「焼肉でスタミナつけよう」「鰻で精をつけよう」

寒い冬に「こってりを食したい」ばかりでなく「鍋でもさっぱりテッチリ」「焼肉よりしゃぶしゃぶ」

季節に縛られるのは勿体無く、赤白ロゼ泡オレンジと色々なワインを楽しみたいものです。

と言いながら、実はこの季節に私が多用するワイン。

ネッビオーロ系=バローロやバルバレスコです。

あの「歯茎にガシガシする感じ」と「鳥系ジビエ」の相性は堪りません。

先日までお出ししていた「ベルドロ・ルージュ」(赤い山鶉)には少々ワインが強く感じましたが、今日明日にお出しする「ペルドロ・グリ」(灰色山鶉)は野性味たっぷりでいい相性を見せてくれると思います。

また暫くしてお出しする「千葉産網獲り鴨」にもバッチリ。
 (入荷日未定です)

数日内に到着の「月の輪熊」には別のワインを考えます。

楽しいですね。


さて今日16日から19日迄(20日はお休み)は充分に空いています。

お待ちしています。


          樋口誠

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