ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
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 樋口誠

マルチな人

2018年03月14日 02時26分26秒 | 食・レシピ
例えば橋本聖子さん。

スピードスケートだけでなく、夏は自転車で合わせて7回のオリンピック。

漫才と小説家をかけ持つピースの又吉さん。

昼はOL、夜はお酒の店を行き来する女性達。

いやあ、人によっては数種類の仕事を持つ人達。

凄いなあ、といつも思っています。


私はというと「一筋」とか「不器用」とかいう言い訳。

「自分でサービスしたいから、多店舗は考えない」とか言いながら・・・・


結局、モノグサで不勉強なだけなのですが、二つ目の仕事が頭に浮かぶこともありません。

決してソムリエ業や飲食サービスが「自分に合っている」というほどの自信はありませんが、何しろ他の事に手を出す余裕がないのです。



でも、上記のような人が時折現れて「マルチ」な才能を実際に表現していたり、挑戦していたり。



最近、徳島に葡萄の植付けの手伝いにでかけました。

ソムリエの後輩が3年前からチャレンジしている畑です。

子育てをしながら開墾をし、勉強をし、他の分野にも食指を伸ばしている人です。

この度はワインショップもオープン。

更に35歳にして通信制の大学にも入学。

そのバイタリティは留まるところを知りません。


私からしたら子供のような年齢ですが、私のほうが後輩というか後続だと思わざるを得ません。



何しろ私はモノグサですから「ワインを造りたい」とか「ショップも経営したい」とは思いもつきませんし、知り合いだからといって軽々しく「手伝おうか?」とも言えません。

しかし・・・・

今回の畑は3回目。

自分にはないバイタリティのカケラを浴びに行きたい、と心底思えるからです。

ワイン未開の地、徳島です。

試行錯誤の葡萄栽培と将来のワイン像です。

畑の広さも未だ小さなものですから、これからも毎年新しい畑への植え付けが必要だろうと思います。



皆様に行き渡るのは時間がかかりますが、その折は是非そむりえ亭でもお勧めできるようにいたします。



な~~んて書いていると、しっかり手伝えているように見えますね。

とんでもないくらいに鈍臭い、むしろ邪魔をしているような私。

ま、しかし、私がエネルギーをもらっていることは間違いありません。


何人かの知人たちも一緒に「エネルギー補給」に行っていますから、近い将来を楽しみにしていてくださいまし。


さて今日、明日は忙しそうです。

せめてサービスくらいは頑張ります。


           樋口誠


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