私は料理をすることはありません。
いや、自宅での自炊飯は造りますが、店の料理なんてとても遠い世界です。
ただ・・・・
半月に一度のメニュー変更は若い料理人には重い課題のようです。
そりゃ、まだ引き出しの中身が少ないでしょうし、過去の職場ではそこのシェフのレシピを遂行する作業しかしていないのですから、仕方ありません。
そんな中でよくやってくれていると感心しています。
が、時折アイデアを求められます。
自分では造らないものの、40年以上に亘るフレンチレストランで見聞きしてきたアイデアは少なからず湧いてきます。
それが彼らにどれだけ役に立つか?は不明ですが、彼らの予定しているコースの概要を眺めながら、「ああ、この位置にこんな料理があればいいな?」と考えるのは楽しいものです。
それにワインとのマリアージュに関しては彼らも興味深く、私に意見を求めます。
それで「では、あの料理は〇〇して△なワインを出せば全体のバランスが取れるな」などと話すわけです。
普段のサーブは「慣れ」があって「繰り返し」的な要素がありますが、メニューを考える作業は脳の老化に「良いに決まっている」と決めつけて若者と取り組みたいと思います。
とはいえ基本は「彼らに任せる」です。
「老害だ」と言われないように気を付けます。
さて、今日14日は満席間近になりました。
明日は半分の埋まり具合。
どうぞよろしくお願いいたします。
樋口誠
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