ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
 06‐4963‐3098 
 樋口誠

容器

2020年07月03日 00時58分14秒 | ワインの事
世の中では(日本だけでなく)コンビニやスーパーなどでのビニール袋などが有料化されました。

エコと環境保護が目的ですね。

大事な事です。


しかし、残念ながらワインの世界ではそうではないようです。


以前から口を酸っぱくして言っていますが、不自然な形のボトルは後を絶ちません。

肩が張ったボトル

分厚く重いボトル

異常に背が高いボトル

胴体が滅茶苦茶太いボトル

昔からの「その地に伝わるボトル」なら止むを得ません。

しかし、そうではないのにオーソドックスなボトルに比べ専有面積が1.5倍くらい必要で、セラーにも冷蔵庫にも納まりが悪いのです。

そして何よりトラックでの運送の場合、1万本積めるところが数千本しか積めないわけです。

人件費も二酸化炭素排出も多くなります。


輸入元の方が言うには「大きい方が売れる」

もうそんな時代ではないと思うのは私だけでしょうか?


更に言うと「梱包」

異常なほどの高価な箱に入っていたり

1本ずつ別の箱に入れられて、それを更に12本ずつの箱に入れていたり

12本で頼むと3本ずつ上等な木箱に入ってきたり

セロファンや紙で包んであったり



いや、個人用の贈答品はそれでよいのかもしれません。

しかし、我々のような業務市場での過剰な梱包は不要です。

直ぐにセラーに入れるわけですから、その箱などは「即座に」捨てるのです。

手間も無駄もあまりにも多い。


輸入元、生産者の皆様にはボトル形状、梱包はこの機会に再考をお願いしたいと思います。


           樋口誠


最新の画像もっと見る

コメントを投稿